MOX燃料の輸送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 02:51 UTC 版)
もんじゅを始めとした高速増殖炉に使用されるMOX燃料は、プルトニウムを含んでいる。もんじゅのMOX燃料は、茨城県那珂郡東海村にある日本原子力研究開発機構の東海研究開発センター核燃料サイクル工学研究所から出荷され、常磐自動車道・首都高速道路・東名高速道路・名神高速道路・北陸自動車道を経て、福井県敦賀市のもんじゅまで貨物自動車で輸送される。 この際テロリズムを警戒して、警備車両や警察車両が伴走するが、特別な交通規制はなく、一般の乗用車やトラックと共に高速で走行する。輸送容器(MONJU-F型)は、9mからの落下衝撃に耐え、800℃・30分の条件下に耐えうるものであるが、実際の高速道路での事故の衝撃やトンネル火災の温度は、それ以上になることが心配されている。 1992年度:5回 - MOX燃料集合体120体 1993年度:4回 - MOX燃料集合体85体 1995年度:2回 - MOX燃料集合体48体 2008年度:3回 - MOX燃料集合体38本(5月15日、16日:MOX燃料集合体 18体 / 7月17日、18日:MOX燃料集合体14体 / 12月16日:MOX燃料集合体 6体)
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