ブラックカード・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
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種類
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有限責任会社 |
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業種 | 金融及び出版、保険、旅行業 |
設立 | 2007年 |
本社 | ![]() |
事業地域
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Global |
製品 | クレジットカード、雑誌 |
ブランド | Luxury Card |
サービス | 金融、コンシェルジュ、旅行、保険 |
ウェブサイト | www www |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | ![]() 〒100-0006 東京都千代田区有楽町二丁目2番1号 北緯35度40分21.81秒 東経139度45分39.65秒 / 北緯35.6727250度 東経139.7610139度座標: 北緯35度40分21.81秒 東経139度45分39.65秒 / 北緯35.6727250度 東経139.7610139度 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 1010001133169 |
代表者 | 林ハミルトン(代表取締役社長) |
外部リンク | www |
Black Card LLC(ブラックカード・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー) は、富裕層向けのブラックカード(クレジットカードにおける最上位の券種)を提供するアメリカ合衆国の出版・金融サービス企業である。
概要
アメリカ合衆国で2015年よりBarclays Bank DelawareのMastercard発行権を利用し、World Elite Mastercardサービスが付いた金属製クレジットカード「LUXURY CARD」、会員向け情報誌「LUXURY MAGAZINE」を提供している。
日本では2016年より新生銀行(現・SBI新生銀行)の子会社であるアプラスのMastercard発行権を利用し、日本初のWorld Elite Mastercardが付いた「LUXURY CARD」を提供している。
LUXURY CARD
いずれも金属製のクレジットカードで、ロゴは削り出し、カード番号や名前は裏側にレーザー刻印されている。カード表⾯はステンレス、カード裏面はカーボン素材によるカーボン加工がされている。また、パラジウムコーティングを施した⼩型ICチップが搭載されている[1][2]。
World Elite Mastercardサービスと24時間対応のコンシェルジュサービスがつき、プライベートジェットの手配や手荷物を現地滞在先のホテルに送るといった対応も可能。
Mastercard Titanium Card
基本グレードのLUXURY CARDでブラッシュド加工金属製カードに「TITANIUM CARD」と刻印されている。名称にあるチタン金属は素材に使われていない。
Mastercard Black Card
上級グレードのLUXURY CARDでPVDコーティングのマットブラック金属に「BLACK CARD」と刻印されている。日本版LUXURY CARD独自の特典としてハワイアン航空の上級会員資格が付帯する。
Mastercard Gold Card
「Yellow Gold」は24金コーティングが施された金属に「GOLD CARD」と刻印されている。また、日本限定カラーとして「Rose Gold」も発行されている。日本版LUXURY CARD独自の特典としてハワイアン航空の最上級会員資格が付帯する。
Mastercard Blackdiamond Card
招待制の最上級グレードカード。カードには天然ダイヤモンドがはめ込まれている。
LUXURY MAGAZINE
年4回発行される会員専用誌。
ブラックカードの商標訴訟
米国において「BLACK CARD」という商標はBLACK CARD LLC(以下、BC社)が商標登録したものの、センチュリオン・カードを発行するアメリカン・エキスプレス(以下、Amex社)よりクレームが出され両社の訴訟に発展。2年に及ぶ訴訟の末にAmex社の保有する商標(REG.3613898)となった[3]。現在BC社はBLACK CARDの商標についてライセンスの下で使用している。
なお、日本における「BLACK CARD」(第5489288号)、「ブラックカード」(第5501296号)の商標はBLACK CARD LLCが保有している。
脚注
- ^ “ラグジュアリーカードについて”. Luxury Card. Black Card I株式会社. 2023年11月13日閲覧。
- ^ “ガジェットのようなズッシリ感。このクレジットカード、何かが違う…”. Gizmodo (2018年12月13日). 2023年11月13日閲覧。
- ^ AMEX Wins Cancellation of BLACKCARD Trademark Registration、Las Vegas Trademark Attorney
関連項目
外部リンク
ラグジュアリーカード
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/07 13:51 UTC 版)
ラグジュアリーカード(LUXURY CARD)は、創業者スコット・ブラムが2008年にアメリカ合衆国で設立したブラックカード・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーが提供する、クレジットカード。日本国内では消費者金融アプラスが発行している。
歴史
創業者スコット・ブラムが2008年にアメリカ合衆国で設立。スコット・ブラムは「自分で使いたいクレジットカードがない」と考え、自分で作ったというのがラグジュアリーカード発足の経緯。当初はBlack Card LLCとして設立され「BLACK CARD」という名の黒色のクレジットカードを提供していた。
アメリカン・エキスプレス社との裁判
米国において「BLACK CARD」という商標はBlack Card LLC(以下、BC社)が商標登録したものの、アメリカン・エキスプレス(以下、Amex社)より「センチュリオン・カードが築き上げたBLACK CARDの信頼や名声に、BC社はただ乗りしている」と知的財産権の侵害で起訴された。その後、2年に及ぶ裁判の末にBC社は敗訴した。[1][2][3]
結果、アメリカにおいて「BLACK CARD」はAmex社の保有する商標(REG.3613898)となった。現在BC社はBLACK CARDの商標についてライセンスの下で使用している。この裁判で敗訴したのち、2014年にBC社は社名を現在のLuxury Cardに変更した。
なお、日本における「BLACK CARD」(第5489288号)、「ブラックカード」(第5501296号)の商標はBLACK CARD LLCが保有している。
沿革
- 2008年 アメリカ合衆国にてカードの発行開始
- 2011年 ブラックカードの商標訴訟でAmex社に敗訴
- 2014年 社名をLuxury Cardに変更
- 2016年 日本にてカードの発行開始
- 2018年 中国にてカード発行開始
脚注
- ^ Gile, Ryan. “AMEX Wins Cancellation of BLACKCARD Trademark Registration”. 2022年6月22日閲覧。
- ^ “American Express Mktg. & Dev. Corp. v. Black Card LLC, 10 Civ. 1605 (DLC) | Casetext Search + Citator”. casetext.com. 2022年6月23日閲覧。
- ^ “Complaint Black Card | PDF” (英語). Scribd. 2022年6月22日閲覧。
LUXURY CARD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 05:19 UTC 版)
「ブラックカード・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー」の記事における「LUXURY CARD」の解説
いずれも金属製のクレジットカードでレーザー加工されている。 World Elite Mastercardサービスと24時間対応のコンシェルジュサービスがつき、プライベートジェットの手配や手荷物を現地滞在先のホテルに送るといった対応も可能。
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