LM-68M2(ЛМ-68М2)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 07:47 UTC 版)
「LM-68M」の記事における「LM-68M2(ЛМ-68М2)」の解説
安価での設備更新を目的に、サンクトペテルブルク市電のLM-68Mの一部に車体更新を含めた近代化更新を実施した形式。新造した車体は外板を繊維強化プラスチックにする事でサンクトペテルブルクの多湿な環境下での腐食を防いでいる他、後部の乗降扉付近は低床構造となっており、車椅子やベビーカーでの乗降が容易となっている。また制動装置に回生ブレーキが導入され、消費電力が削減された他、加減速性能の強化が図られている。更新工事は2014年から行われているが、最初に工事が実施された車両のうち1両はLM-57を基にしたレトロ調のデザインが導入され、2019年には水素燃料電池を用いた架線レス路線向け試験車両に改造されている。 車内 レトロ調の車体に更新された車両 レトロ調車両の後方
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