ケプラー15とは? わかりやすく解説

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ケプラー15

(Kepler-15 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 21:09 UTC 版)

ケプラー15
Kepler-15
星座 はくちょう座
見かけの等級 (mv) 14.27 (g)[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  19h 44m 48.1365419356s[2]
赤緯 (Dec, δ) +49° 08′ 24.297461391″[2]
視線速度 (Rv) -27.2 km/s[2]
固有運動 (μ) 赤経: -2.780 ミリ秒/[2]
赤緯: -12.122 ミリ秒/年[2]
年周視差 (π) 1.3238 ± 0.0203ミリ秒[2]
(誤差1.5%)
距離 2460 ± 40 光年[注 1]
(760 ± 10 パーセク[注 1]
物理的性質
半径 0.992 +0.058
−0.070
R[1]
質量 1.018+0.044
−0.052
M[1]
表面重力 29 G[1][注 2]
自転速度 2.0 ± 2.0 km/s[1]
スペクトル分類 G8 IV-V[2]
光度 0.82 L[1]
表面温度 5,515 ± 124 K[1]
金属量[Fe/H] 0.36 ± 0.07[1]
年齢 3.7 +1.5
−3.6
×109[1]
他のカタログでの名称
KIC 11359879, KOI-128, 2MASS J19444814+4908244[2]
Template (ノート 解説) ■Project

ケプラー15英語: Kepler-15)は、地球から見てはくちょう座の方向におよそ2,460光年離れた位置にある、太陽に似た恒星である[2]2011年NASAが打ち上げたケプラーの観測により、太陽系外惑星ケプラー15bが発見された[1]

大きさの比較
太陽 ケプラー15


惑星系

ケプラーによって惑星トランジットが検出された後、ホビー・エバリー望遠鏡を用いた分光観測から恒星の視線速度の変化を調べ、質量が推定されたことで、惑星であることが裏付けられた[1]。ケプラー15bは木星より若干小さいホット・ジュピターであり、質量や軌道が似ている他の系外惑星よりも半径が小さいため、重元素の量が過剰になっていると予想される[1]

ケプラー15の惑星[1]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b 0.66 +0.08
−0.09
 MJ
0.05714 4.942782 0.06 87.44 +0.18
−0.20
°
0.96 +0.06
−0.07
 RJ

脚注

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 出典での表記は、

座標: 19h 44m 48.1365419356s, +49° 08′ 24.297461391″




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