Kaya_(歌手)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Kaya_(歌手)の意味・解説 

Kaya (歌手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/12 14:37 UTC 版)

Kaya
Kaya
基本情報
別名 迦夜、かや
生誕 7月17日
出身地 日本 徳島県鳴門市
学歴 徳島県立鳴門高等学校
ジャンル
職業
担当楽器 ボーカル
活動期間 2006年 - 現在(ソロ活動)
レーベル 自主レーベル(2006年 - 2007年
ネクスト メディア コミュニケーションズ(2008年
トロイメライ(2009年 - 現在)
事務所 トロイメライ
公式サイト 公式ウェブサイト

Kaya(かや、7月17日 - )は、日本ヴィジュアル系シンガーシャンソン歌手作詞家音楽プロデューサー

Kayaがボーカリストを務めるヴィジュアル系バンドFemme Fatale(ファム・ファタール)についても本項にて扱う。

人物・来歴

徳島県鳴門市出身。「Kaya」の由来は、本名をもじったもの。

当初「姫」と名乗って活動していたが、Manaに改名を促され、Schwarz Stein結成より改名。姉が2人、弟が1人いる。ライブMCやオフィシャルブログなどによると「恋人はたくさんいる」らしく、「恋をしないと歌詞が書けない」と語っている。好きな食べ物は「上品なお味の甘いもの」。血液型はA型、動物占いペガサス

実姉はアニメソング歌手のみこであり、2008年よりKaya主宰の芸能事務所であるトロイメライに所属(2010年に離籍)。トロイメライから発売された『ミラクル☆ハニー』の作詞とプロデュースをKayaが担当した。実弟は溺れたエビでドラムおよびパーカッションを担当。

3歳の時、地元の奉納祭カラオケ大会にて「釜山港へ帰れ」を歌い、歌手になると決意。14歳より本格的にピアノを習い、作詞を始めた[2]

1997年より本格的にバンド活動を開始。2002年、元MALICE MIZER(現Moi dix Mois)のManaのプロデュースにより、ユニット『Schwarz Stein(シュヴァルツ・シュタイン)』のボーカルとして活動を開始した。Schwarz Steinではボーカルと作詞を担当していた。単独公演、音楽専門誌の企画イベントへの出演、全国ツアーの開催などの活動を行い、2004年にSchwarz Steinを解体(解散)した。同時に、それまで所属していたプロダクションであるミディネットとの契約期間が満了し、同社を離籍した。

2006年、ソロシンガーとして活動を再開した。ソロでの活動当初は特定の事務所に在籍せず、マネジメントおよび企画ならびに制作など諸々の活動はすべて本人と少数のスタッフの手により行ってきた。2007年末に自らの芸能事務所であるトロイメライ株式会社を立ち上げ、2008年初春にネクストミュージック(後にネクスト・メディア・コミュニケーションズに改称)と契約した。同年4月23日に、同社よりシングル『ショコラ』を発売した。2009年以降は、自社レーベルであるトロイメライから新譜をリリースしている(流通はスペースシャワーネットワーク)。

2008年9月10日に、母校である徳島県立鳴門高等学校文化祭にゲストとして出演。同年11月にアメリカ・ロサンゼルスにて開催されたパシフィック・メディア・エキスポ英語版にメイン・ゲストとして出演し初の海外公演を果たし、2009年11月にはワシントンD.C.で行われたアニメUSA、2010年5月ロシア・モスクワ、10月フランス・パリで行われたTOKYOデカダンスのメイン・ゲストとして招聘された。2011年7月には初の南米ツアー(ブラジル・アルゼンチン・チリ・ペルー・メキシコ)も敢行された。2008年から毎年海外公演を行っている(2017年11月現在)。2014年3月、解体から10年を期にSchwarz Stein活動再開。同年5月2日にヴィジュアル系バンドFemme Fataleを結成(2016年1月に解散)。

2016年3月から10月までVersaillesのボーカルKAMIJOが主宰するシャトゥー・エージェンシーに在籍、11月からトロイメライに籍を戻して活動。現在はソロライブを中心に、Schwarz Stein、シャンソンライブも年に数回、平行して行っている。

ライブ

初期のライブではバックダンサードラァグクイーンなど様々なパフォーマーが出演し楽曲に合わせた振付がなされていたが、2010年発売のシングル「Awilda」ツアー以降のワンマンライブではライブそのものに作品のモチーフに基づいたテーマが示され、それに基づくストーリーが演出されつつライブが進行する形となった。

Kayaは自らのライブに出演するメンバーのことをKaya Projectメンバー、また自らのファンのことをAddict(アディクト)と呼んでおり、後者はオフィシャルファンクラブの名称にも使用されている。

シャンソン

2006年末より、シャンソン歌謡曲カバー公演を開始、2008年より本格的にシャンソン歌手としても活動を開始した。同年11月にはシャンソニエの老舗である青い部屋戸川昌子とともに出演した。2009年初のシャンソンアルバムである「ボンジュール!シャンソン」を発売した。同年「新春シャンソンショウ」に参加。2012年からは歌手としてだけではなく、プロデューサーとしても同イベントに参加している。2013年故郷である徳島にてクミコ梅垣義明ソワレらを招き、「徳島シャンソンショウ2013」を開催。2010年12月よりSARAVAH東京でシャンソンライブ「CafeNOIR」を毎月開催している。また、シャンソンを歌う際は名前を「かや」と平仮名で表記していた時期もあった。

ディスコグラフィ

シングル

  • Kaleidoscope(2006年6月28日発売、TK-1、1,000枚限定発売)- 2006.7.10付オリコンINDIESチャート15位
  • Masquerade(2006年9月6日発売、TK-2)- 2006.9.18付オリコンINDIESチャート13位
  • 桜花繚乱(2007年4月4日発売、TK-4)- 2007.4.16付オリコンINDIESチャート16位
  • Carmilla(2007年10月31日発売、TK-6)- 2007.11.12付オリコンチャート143位(INDIESチャート5位)
  • ショコラ(2008年4月23日発売、POCE-3305)- オリコン週間チャート82位
  • Last Snow(2008年12月24日発売、POCE-9303) - オリコン週間チャート157位
  • Ophelia(2009年7月22日発売、PSCR-6234)- オリコン週間チャート158位
  • Kaya Remix vol.1 K(2009年12月27日発売、TK-08)- ライブ会場限定発売
  • Awilda(2010年7月28日発売、DDCZ-1697)- 2010.8.9付オリコン週間チャート111位(INDIESチャート4位)
  • マダムローザの娼館-麝香-(2010年12月22日発売、TK-09)- 1,000枚限定発売
  • マダムローザの娼館-媚薬-(2010年12月22日発売、TK-10)- 1,000枚限定発売
  • Vampire Requiem(2012年1月25日発売、DQC-829)オリコン週間チャート127位(INDIESチャート6位)
  • SALOME(2012年6月20日発売、DDCZ-1801)- オリコン週間チャート195位
  • Nocturne(2012年12月12日発売、DDCZ-1846)
  • TABOO(2013年7月31日発売、DDCZ-1882)- オリコン週間チャート161位
  • Perfana(2016年10月19日発売、SASCD-071、SASCD-072)- オリコン週間チャート102位
  • 夢路(2017年3月8日発売、TK-16、TK-17)
  • FABULOUS(2018年4月1日発売)
  • Monday Monday(2018年7月18日発売)
  • 般若(2020年8月26日発売)

ミニアルバム

  • 百鬼夜行(2007年7月11日発売、TK-5)
  • ボンジュール!シャンソン(2009年2月18日発売、POCE-3318)

アルバム

  • GLITTER(2006年12月27日発売、TK-3)完売
  • GLITTER(2008年7月16日発売、POCE-9301、POCE-3308)完売
  • QUEEN(2011年4月20日発売、DDCZ-1748、DDCZ-1749)- 2011.5.2付オリコン週間チャート126位(INDIESチャート8位)
  • GLITTER(2012年12月12日発売、DQC-9020)再発
  • GOTHIC(2013年12月4日発売、DDCZ-1920、DDCZ-1921)- オリコン週間チャート181位
  • DRESS(2019年6月23日発売、TK-22)

DVD

  • サロン・ド・ショコラ(2008年8月20日発売、POBE-3300)- 2008年8月20日付オリコンデイリーチャート10位
  • 薔薇の葬列 -Vampire Requiem-(2012年10月10日発売、DQB-42)
  • Nocturne -蠢く微笑-(2013年7月31日発売、DQV-49)
  • Gothic Elements(2014年4月23日発売、DQB-57)
  • Gothic Elements〜After Live Party〜(2014年8月20日発売、TK-13)
  • Kaya Music Clip Selection(2015年4月17日発売、TK-14)
  • The Birth of DIVA(2016年12月16日発売、TK-15)

参加作品

出演番組

テレビ番組

ラジオ番組

Femme Fatale

ヴィジュアル系バンド。2014年5月2日に始動[3]、2016年1月15日渋谷WWWでのライブにて解散した。2020年5月28日にkayaの「Kaya三日間連続動画アップ!」企画で、元メンバーとともに「JUDGEMENT-the die has been cast- Special remote live」をYouTubeで配信した。2024年5月4日に渋谷WWWにてLIVE「Femme Fatale ONE-MAN『the Fatal Day』」が行われることが発表される。Xのkaya Informationにて、2025年5月2日に渋谷WWWにてLIVEが行われることが発表される。

  • Kaya(Vocal)
  • TaNa(Guitar)
  • 源 依織(Guitar)- サポートを経て2014年5月25日に加入
  • Toshi(Base)- サポートを経て2014年5月25日に加入
  • Chargeeeeee...(Dr.)[4]- 2014年10月21日(名古屋HOLIDAY)をもって脱退[5]
  • FUMIYA (Dr.) -10年のサポートを経て2025年3月18にXにて正規メンバーとしてのアー写撮影の投稿をしてい

シングル(Femme Fatale)

  • FREYA
  • Voyage
  • POWDER [CD+Photo Book]

ミニアルバム(Femme Fatale)

  • GLADSHEIM -NOIR-
  • GLADSHEIM -BLANCHE-

アルバム(Femme Fatale)

  • ARCANA
  • CARPE DIEM (ベストアルバム、ライブ会場及び通販(国内及び海外[はじめは海外のみ])限定、新曲Corpse Brideを含む17曲)

DVD(Femme Fatale)

  • ARCANA -the die has been cast- LIVE [DVD]

脚注

  1. ^ a b c Kaya reviews, music, news - sputnikmusic・2015年3月01日閲覧。
  2. ^ ピアノはバンド活動が忙しくなった17歳の頃に休止した
  3. ^ Famme Fatale | Femme Fatale 「ARCANA ViSULOG
  4. ^ CHARGEEEEEE | 私の履歴書 CHARGEEEEEE(Omega Dripp / ZIZ / ZIGGY / Marty Friedman / カイキゲッショク)) ViSULOG
  5. ^ Femme Fataleから大切なお知らせ Kayaオフィシャルブログ(2014年10月13日)

外部リンク


「Kaya (歌手)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Kaya_(歌手)」の関連用語

Kaya_(歌手)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Kaya_(歌手)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのKaya (歌手) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS