KSセンター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:29 UTC 版)
「内之浦宇宙空間観測所」の記事における「KSセンター」の解説
標高276メートル、面積7000平方メートルの小型のSS-520ロケット、S-520ロケット、S-310ロケット、MT-135型観測ロケットの発射を行うKS台地と呼ばれている打ち上げ施設で、ロケット組立、打ち上げ管制のコントロールセンター、ランチャーなどの機能を持つ。ラムダ発射台(国立科学博物館前に展示がある)等の設備を有していたロケットセンターの跡地に建設されたものである。ランチャーは高さ約17メートルの鉄筋コンクリート製ランチャードームの屋内に設置されている。打ち上げ時には天井が開く仕組みとなっており、ロケットはドーム内で打ち上げ態勢に入り、そのまま打ち上げられる。1970年2月11日に日本初の人工衛星「おおすみ」はここから打ち上げられた。
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