Javaアプリ
別名:Javaアプリケーション
【英】Java application, Java app, Java apps
Javaアプリとは、プログラミング言語のJavaで記述され、Java実行環境(JRE)が介在してJavaコードをネイティブコードに変換して実行する、という仕組みを持つアプリケーションのことである。
コンピュータはネイティブコードと呼ばれるコードを読み込んで演算処理を行う。ネイティブコードはCPUをはじめとするハードウェアのアーキテクチャに依存し、高度に複雑で、かつ、一様でない。そのため、開発のハードルが高い。Javaアプリの場合、Javaで記述できるため、Java開発者が既存のスキルを活かせる。また、端末が実行環境を搭載すれば、より多くの端末でアプリが利用できる。その分だけ豊かなアプリ市場が形成しやすい。
JavaアプリはJavaのコードをネイティブコードに変換するという処理過程のためにコンピュータ資源をわずかに割く。そのため、必ずしも常にネイティブコードで書かれたアプリと完全に同等のパフォーマンスが発揮できるとは限らない。
Javaアプリに対して、ネイティブコードで記述されたアプリケーションはネイティブアプリと呼ばれる。携帯電話(フィーチャーフォン)においては、Javaアプリの実行環境を搭載していることは端末の特色(feature)の一つにもなっていた。スマートフォンのモバイルアプリでは、実行環境を介在して動作する(Javaアプリタイプの)アプリであることが当然となっており、ことさらにネイティブアプリとJavaアプリとを対比することはすでに稀である。ネイティブアプリはもっぱらWebアプリとの対比で言及されるようになっている。
Javaアプリと同じ種類の言葉
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