プラット・アンド・ホイットニー JT3Cとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 工業製品 > エンジン > ターボジェットエンジン > プラット・アンド・ホイットニー JT3Cの意味・解説 

プラット・アンド・ホイットニー JT3C

(JT3C から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/30 02:17 UTC 版)

YJ57-P-3 cut-away demonstrator at USAF Museum

JT3Cは、アメリカ空軍の要求に基づきプラット・アンド・ホイットニーで開発されたターボジェットエンジンアメリカ空軍での識別番号はJ57

世界で、事実上最初に実用化された二軸式ターボジェットであり、当時の水準を大きく上回る圧縮比12を達成している。

概要

T45 ターボプロップエンジンXB-52に搭載する過程で開発された。B-52の要求に応えるためターボジェットに変更された。JT3Cは初期の推力10,000 lbf (45 kN)であった。

世界最初の実用超音速機・ノースアメリカン F-100に搭載されたことで有名であり、1950年代前半の多くの超音速機のエンジンとして採用された。ただしいずれもマッハ1級機であり、このエンジンを搭載した機体でマッハ2に達した例はない。

派生型としてターボプロップ化したYT-57が開発されていたが、こちらは完成しなかった。もし成功作であればC-132(英語版C-124 グローブマスター IIのターボプロップ版)への搭載が予定されていた。

搭載機

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「プラット・アンド・ホイットニー JT3C」の関連用語

プラット・アンド・ホイットニー JT3Cのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



プラット・アンド・ホイットニー JT3Cのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのプラット・アンド・ホイットニー JT3C (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS