JR東日本からJR西日本への譲渡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:51 UTC 版)
「国鉄103系電車」の記事における「JR東日本からJR西日本への譲渡」の解説
2005年4月25日の福知山線脱線事故により被災した207系の廃車および帯色変更工事、117系の同線からの撤退などの事象が重なり、車両が不足した。そのためJR東日本武蔵野線で運用されていた8両編成1本が同年7月28日付でJR西日本に譲渡された。譲渡後は先頭車が広島地区で2010年まで、中間車は阪和線や大阪環状線などで2011年まで使用された。 クハ103-828 モハ102-842 モハ103-686 モハ102-841 モハ103-685 モハ102-840 モハ103-684 クハ103-821 同社に入籍後は、既存車と編成を組み替えられ、以下の配置経歴を持つ。 クハ103-821・828 : 広島運転所(E04編成) モハ103-684+モハ102-840+モハ103-685+モハ102-841 : 宮原総合運転所→日根野電車区(K801編成→K606編成) モハ103-686+モハ102-842 : 森ノ宮電車区(モリ17編成)→奈良電車区(NS402編成)→日根野電車区(J404編成→J414編成) 車両不足解消後には戸袋窓閉塞工事が施工されたが、貫通扉は廃車まで窓の小さいものを装備し続けた。 2010年6月21日付でクハ103-821・828が廃車となった。また2011年3月にモハ103-686+モハ102-842が吹田工場へ、4月にはモハ103-684+モハ102-840+モハ103-685+モハ102-841も幡生工場へ廃車回送された。
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