JIS標準化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 09:28 UTC 版)
1954年にカナモジカイは工業技術院(産業技術総合研究所の前身)に対してカナタイプライターのキー配列を統一してJIS規格化するよう建議した。工業技術院はカナタイプライターのキー配列について市場調査を行っていた日本生産性本部にJIS原案の作成を依頼し、カナテレタイプ用とカナタイプライター用の2つの規格が制定された。 JIS X 6001(印刷電信機のけん盤配列)明治時代に作られた、ひらがな縦書きタイプライターからの流れを継ぐ配列。1種類2個のシフトキーの一般的な英文タイプライターの活字を入れ替えた、カタカナ縦書きの電報用タイプライターとして普及し、2種類4個のシフトキーのカタカナテレタイプ端末用鍵盤として規格化された。 JIS B 9509(カナ・ローマ字タイプライタのケン盤配列1・配列2)大正時代に作られた、カタカナ横書きタイプライターからの流れを継ぐ配列。事務機器用にローマ字との混在規格が分裂したため、2種類にまとめる形で規格化された。1種類2個のシフトキーの一般的な英文タイプライターの活字を入れ替えた、カナとローマ字が使えるタイプライターの配列である。
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