ITFコード
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 16:56 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ITF (Interleaved Two of Five) は、バーコードの体系の1つである。1972年にインターメック社が開発し、現在は商品物流の標準シンボルとして、国内外で使用される。
特徴
本コードの表現は数字のみであるが、他のバーコードと異なりデータの奇数桁を黒部分、偶数桁を白部分が独立して表現しており[1]、バーコード全長が短い利点がある。この特異な機構から、データは偶数桁が必須となる。
ITFはチェックディジットが必須ではないが、日本国内の物流標準シンボルとして使用する場合はモジュラス10のウェイト3が使用される。
バーを「細」「太」2パターンで判別する単純な機構から読み取りは容易で、距離を経てもスキャン可能なことから、読み取り状況が多様な物流関係用途に適する。反面、バーコードの最初と最後を認識する機構が甘く、斜めにスキャンした際にバーコード内の一部分のみで認識してしまう「部分読み」「桁落ち」と呼ばれる現象も発生しやすい。これには、チェックディジットの採用や、スキャナの設定にて予め読み取り桁数を指定/制限することで対策する。
周囲の黒い縁取りはベアラーバーと呼ばれ、ダンボールへの印字圧力を一定にする。薄紙に印刷時は必要ない。
用途
日本国内でJANコードに物流識別コード一桁を加えた14桁を標準シンボルとして使用しており、ソースマーキングされた製品を梱包したダンボールなど見られる。
脚注
- ^ 桁数はデータの左から数えた場合とする
「Interleaved 2 of 5」の例文・使い方・用例・文例
- こんな暖かい陽気は2月にしては異常だ
- 投票の結果は賛成5, 反対4, 棄権2であった
- 被告人は容疑のうち2つについては無罪となった
- その畑は約2エーカーの面積がある
- 紀元前30年から紀元20年までは50年間です
- 隣り合っている2つの部屋
- 議会は2週間休会になった
- 講演の入場料は2ドルです
- この切符は1枚で2人入れます
- このホールは1,200人収容できる
- 私は週2回エアロビクスをやっています
- 7月20日の午後にニューヨークへ立ちます
- パーティーでは行儀よくふるまいなさい.それから12時までには帰りなさいよ
- 彼女は洋服に多くの金を費やすが宝石にはその2倍近くを費やす
- 彼を支持する票は600票,反対票は12票だった
- われわれは相手の100議席に対して250議席を獲得した
- 彼は23歳で処女作を出版した
- 2週間前に起こったことについて話したい
- ひどい交通事故に遭ったのは20年前の今日だった
- 2つのグループは改革について意見が一致していない
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