ISO/IEC 10646における次元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/19 15:15 UTC 版)
「次元」の記事における「ISO/IEC 10646における次元」の解説
このような意味での次元の概念を最も整備された形で規格書に明記しているのはISO/IEC 10646である。ISO/IEC 10646の規格書では、以下のように記述されている。 ISO/IEC 10646の符号空間全体は4次元の空間であり、それは128個の群から構成される。 群は3次元の符号化空間であり、一つの群は256個の面から構成される。 面は2次元の符号化空間であり、一つの面は256個の区から構成される。 区は1次元の符号化空間であり、一つの区は256個の点(符号点)から構成される。 その結果ISO/IEC 10646での符号位置は、「群・面・区・点」の4つの要素から構成されるが群が00群であるときは群の記述を、さらに00群において面が00面であるときには群だけでなく面も省略して表記されることがある。ISO/IEC 10646のこのような構造はUnicodeを取り入れて大幅に内容が変わる前のDIS 10646第1版からのものである。ISO/IEC 10646の規格書ではこのような構造を空間的な三次元の図にして説明を加えており、各面の詳細なコードマップを二次元の図にして説明を加えている。
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