群・面・区・点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 07:35 UTC 版)
符号点(この節では、以下、単に点と呼ぶ)とは、整数列(バイト列ではない)を最後まで使って指定される点状の部分集合である。それに対し、最後から2番目の整数までを使って指定される、多数の点からなる線状の部分集合を区という。同様に、最後から3番目の整数までを使って指定される、多数の区からなる面状の部分集合を面といい、最後から4番目の整数までを使って指定される、多数の面からなる部分集合を群という。 上位から並べなおすと、群・面・区・点であり、群は多数の面からなり、面は多数の区からなり、区は多数の点からなる。それぞれを特定する最後の整数を(つまり、最後から4番目の整数から順に)、群番号・面番号・区番号・点番号、あるいは単に、群・面・区・点という。このような、上位から群・面・区・点とする階層構造は以前のISO/IEC 10646のものである(群は2011年の改訂で廃止された)。 当然ながら、符号空間の次元が低く整数列が短い場合には、上位の整数は使わない。群・面は大規模文字セットに伴い使われるようになったものであるが、区・点はJIS X 0208など以前から使われていた。 特にJISなどで、区番号と点番号からなる2つの整数の組を区点番号、あるいは単に区点という。
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