インターロイキン12
il-12
インターロイキン-12
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 09:47 UTC 版)
インターロイキン-12(英: Interleukin-12, IL-12)は、インターロイキングループのサイトカインの一つである。 IL-12p70は二つのサブユニット、IL-12p35とIL-12p40からなるヘテロ二量体で、主に食細胞と樹状細胞で産生される[1]。IL-12は1989年に初めて発見されたNK細胞刺激因子である[1]。IL-12は未分化なT細胞(ナイーブT細胞)に、インターフェロンγとともにはたらき、Th1細胞へと分化誘導する[2]。NK細胞とT細胞に発現するヘテロ二量体レセプター、IL-12Rβ1およびIL-12Rβ2に結合する[1]。
- ^ a b c Claire Fieschi and Jean-Laurent Casanova (2003-05-07). “Mini-review The role of interleukin-12 in human infectious diseases: only a faint signature”. European Journal of Immunology 33 (6): 1461-1464. doi:10.1002/eji.200324038. PMID 12778462.
- ^ 臼井崇「CD4+ヘルパーT細胞分化の基礎と臨床」『日本臨床免疫学会会誌』第30巻第6号、2007年12月31日、 419-427頁、 doi:10.2177/jsci.30.419。
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