IBindableTemplate.ExtractValues メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

IBindableTemplate.ExtractValues メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

クラスで実装された場合、テンプレート コンテンツ内で双方向の ASP.NET データ バインディング構文を使用してバインドされている値の、一連の名前と値のペアを取得します。

名前空間: System.Web.UI
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Function ExtractValues ( _
    container As Control _
) As IOrderedDictionary

Visual Basic (使用法)

Dim instance As IBindableTemplate
Dim container As Control
Dim returnValue As IOrderedDictionary

returnValue = instance.ExtractValues(container)

C#

IOrderedDictionary ExtractValues (
    Control container
)

C++

IOrderedDictionary^ ExtractValues (
    Control^ container
)

J#

IOrderedDictionary ExtractValues (
    Control container
)

JScript

function ExtractValues (
    container : Control
) : IOrderedDictionary

パラメータ

container

名前と値のペアの抽出元の Control。双方向のデータ バインディングでは、関連付けられているデータ ソース コントロールにこの名前と値のペアがデータ バインド コントロールによって渡されます。

戻り値
名前と値のペアのIOrderedDictionary。名前はテンプレート コンテンツ内のコントロール名を表し、値は、双方向の ASP.NET データ バインディング構文を使用してバインドされている現在のプロパティ値です。

解説

継承時の注意 ExtractValues メソッドは次の規則に従っている必要があります。

• 指定された 1 つのフィールドで複数のバインディングが行われている場合は、最後に行われたバインディングを使用します。

• ExtractValues メソッドでコントロールの ID を参照するには、解析時に対象のコントロールにユーザー定義の ID プロパティが指定されている必要もあります。ID が存在しない場合は、解析エラーが発生します。

• 双方向の ASP.NET データ バインディング構文は、データ バインド コントロールの ITemplate プロパティまたは IBindableTemplate プロパティだけで有効です。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
IBindableTemplate インターフェイス
IBindableTemplate メンバ
System.Web.UI 名前空間
CompiledBindableTemplateBuilder クラス
ExtractTemplateValuesMethod デリゲート