I/Oチャネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 23:58 UTC 版)
704 から 709 での主要な改良点は、磁気コアメモリの容量を増加させた点と独立したI/Oチャネルを初めて採用した点である。704ではI/Oを主プロセッサのプログラムが直接制御していた。709には IBM 766 Data Synchronizer が付属し、2つの独立したプログラムされたI/Oチャネルを提供している。IBM 766 は最大3台接続でき、それぞれが最大20台の磁気テープ装置やパンチカードリーダー/パンチ/プリンターを制御できる。これにより接続可能な周辺機器数は6倍となり、主プロセッサがプログラムを実行中も並行して複数の入出力を進めることができるようになった。 IBM 738 Magnetic Core Storage も709向けに登場した。この装置の磁気コアドライブ回路は真空管で構成されているが、リードセンス用アンプはトランジスタを使用していた。
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