I/O帯域保証
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 15:12 UTC 版)
XFSは保証された帯域幅でのファイル入出力を可能にするAPIを提供する。XFSは、接続されているストレージデバイスの利用可能な帯域幅を動的に計算し、要求された性能に見合った帯域幅を確保する。これは現在XFSのみがもつ機能である。帯域保証にはhardとsoftの2種類があり、帯域保証の確実性とI/O性能のトレードオフにより使い分けることができる。ただし、hardはそのXFSファイルシステムが存在するディスクサブシステムがそれをサポートする時のみ利用可能である。この帯域保証の機能は、ビデオストリーミングのようなリアルタイムアプリケーションでよく用いられる。
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