HMA
読み方:エイチエムエー
別名:ハイメモリー
HMAとは、Intel社製CPU使用時の特定条件下で利用可能なメモリ領域のことである。
HMAは、80286以降のCPUを使用しており、なおかつ同CPUのリアルモードで動作しているコンピュータが直接参照可能な、約64KBのメモリ領域(アドレス:100000h-10FFEFh)の呼称である。HMAはハイメモリとも呼ばれ、EMB、UMBとともにXMS規格を構成する。HMAを利用するには80286以降のCPUと1MB以上のメモリ、MS-DOS ver.5.0以降のOSが必要である。
リアルモードは本来、1MBまでのメモリ領域しか利用できず、リアルモードで動作するMS-DOSにおいても、使用可能なメモリ領域が1MBに制限されていた。しかし、ソフトウェアの発展やデータサイズの増大により、メモリ容量の不足が問題となってきたため、システムの一部をHMAに移動させることで、ユーザーが使用できる領域を拡大する仕様を策定した。
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