さきしまふよう (先島芙蓉)
サキシマフヨウ
(Hibiscus makinoi から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/15 07:27 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| サキシマフヨウ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 分類（APG III） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Hibiscus makinoi Jotani & H.Ohba |
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 先島芙蓉 |
サキシマフヨウ（先島芙蓉、Hibiscus makinoi ）はアオイ科フヨウ属の半落葉低木[1]。
概要
平野部、斜面下部、農耕地の周辺、伐採跡など、人里付近で見られる[1][2]。高さは2 - 4メートルほどの低木または小高木で、白色から淡紅色の花が9月から1月にかけて咲く[1]。なお掲載写真は八重咲きだが、一重が一般的。
和名は先島諸島に由来し、主に鹿児島県西部の島から琉球にかけて分布するとされてきた[2]。2014年の研究では台湾にも分布することが報告されている[3]。台湾にはヤマフヨウ H. taiwanensis[4] も分布し、本種としばしば混同される[3]。
学名（種小名）の makinoi は牧野富太郎への献名[2]。
脚注
- ^ a b c 「サキシマフヨウ」 『西表島の植物誌』 林野庁九州森林管理局、2010年。
- ^ a b c 波田善夫 「サキシマフヨウ」 『植物雑学事典』 岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室。2016年12月24日閲覧。
- ^ a b Liu, Huei-Yi; Chao, Chien-Ti; Tseng, Yen-Hsueh (2014), “Hibiscus makinoi Y. Jotani & H. Ohba (Malvaceae), A New Record Plant in Taiwan”, 林業研究季刊 36 (3): 171-178
- ^ シラネアオイも別名でヤマフヨウと呼ばれることがあるが、それとは別。
参考文献
- Jotani, Y.; Ohba, H. (1984), “A wild Hibiscus, H. makinoi, sp. nov. from S.W. Japan”, J. Jpn. Bot. 59 (7): 219
関連項目
- フヨウ（Hibiscus mutabilis）
- Hibiscus makinoiのページへのリンク
