Heinrich von Ofterdingenとは? わかりやすく解説

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あおいはな〔あをいはな〕【青い花】

読み方:あおいはな

原題、(ドイツ)Heinrich von Ofterdingen》ノバーリス未完小説1802年刊。無限へのあこがれ象徴としての青い花を求めて旅をする物語。ドイツロマン派の詩の精神と愛を象徴するとなった


青い花 (小説)

(Heinrich von Ofterdingen から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 16:31 UTC 版)

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青い花
Heinrich von Ofterdingen
作者 ノヴァーリス
神聖ローマ帝国
言語 ドイツ語
ジャンル ドイツロマン派小説(未完)
刊本情報
刊行 1802年
日本国内 - 第一書房 1936年 NCID BN0715461X
日本語訳
訳者 田中克己
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
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青い花』(あおいはな)は、ノヴァーリスの未完の小説。原題は『ハインリヒ・フォン・オフターディンゲン』(Heinrich von Ofterdingen)。

概要

詩人ハインリヒが夢の中で見た青い花に恋い焦がれ、その面影を求めて各地を遍歴し、その途上で様々な人に会って成長していく様を多くの詩を織り込みつつ描いている。1800年に第一部が執筆され、その後第二部が書き進められていたが、作者の死によって中断された。ロマン派文学の代表作のひとつである。作者ノヴァーリスは、ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』が現実にばかり目を向けており十分に詩的でないことに不満を抱き、この作品を構想した。

主人公となっているハインリヒ・フォン・オフターディンゲン (de:Heinrich von Ofterdingenは中世の詩人(実在は定かではない)であり、1206年テューリンゲン方伯ヘルマン1世の居城ヴァルトブルク城ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハらと歌合戦ドイツ語版をして敗れ、斬首されそうになったところを公妃の願い出によって助けられたとされる。E.T.A.ホフマンの作品にもオフターディンゲンの伝承を題材にした短編『歌合戦』がある。

主な日本語訳

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