HXD1型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 06:18 UTC 版)
「中国国鉄HXD1型電気機関車」の記事における「HXD1型」の解説
HXD1型は先に製造されたDJ1型と同様、シーメンスのユーロスプリンターを基にした2両永久連結式の貨物用電気機関車である。ただし制御装置に用いる電力素子はDJ1型で使用されたサイリスタではなく絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を採用している。 石炭列車などの重量級貨物列車の牽引に対応するため定格出力9,600kwと言う高出力値を有している他無線総括制御にも対応しており、長編成の中間や後方に連結された補助機関車を先頭の機関車から無線で一括制御する事が出来る。 2006年から製造が始まり、初期の40両はシーメンスで製造したものが輸入された一方、それ以降は株洲電力機車が車体を、電機部品をシーメンスが製造した。最大2万t、最大216両もの長編成の石炭列車が走る大秦線に集中導入されている。
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