Gnetum亜節 subsect. Gnetum
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 11:50 UTC 版)
「グネツム属」の記事における「Gnetum亜節 subsect. Gnetum」の解説
東南アジアに分布する木本2種である。 グネモン Gnetum gnemon 中国南部からマレー半島、インドネシアやミクロネシアに至る区域に分布。垂直分布は海岸沿いから標高1500m付近までである。樹高は最大25m程度に達し、雌雄異株。多数の現地名を持ちジャワ語でmelinjoやbelinjo、スンダ語ではtangki、マレー語やタガログ語ではbagoと呼ばれ親しまれている。種子や葉が食用とされるほか、木材が建材などとして利用される。和名は学名の種小名をそのまま読んだもの。インドネシアの現地名melinjoから「メリンジョ」と呼ばれることも多い。 グネモンの樹形 グネモンの幹 鮮やかな赤色のグネモンの果実 Gnetum costatum 和名未定の種。太平洋のソロモン諸島に分布する。
※この「Gnetum亜節 subsect. Gnetum」の解説は、「グネツム属」の解説の一部です。
「Gnetum亜節 subsect. Gnetum」を含む「グネツム属」の記事については、「グネツム属」の概要を参照ください。
- Gnetum亜節 subsect. Gnetumのページへのリンク