リアトリス
●北アメリカの東部が原産です。わが国へは、昭和時代の初めに渡来しました。茎は直立し、高さは50~100センチくらいになります。別名がいろいろあり、「きりんぎく(麒麟菊)」とか「ゆきあざみ(百合薊)」「やりのほ(槍の穂)」などと呼ばれます。7月から9月ごろ、茎の先に穂状花序をだし、紫紅色や白色の小さな花を咲かせます。
●キク科リアトリス属の多年草で、学名は Liatris spicata。英名は Gayfeather。
リアトリス・ムクロナータ
●アメリカの中南部、ミズーリ・カンザス州からテキサス・ルイジアナ州に分布しています。痩せた石灰岩地に生え、高さは30~75センチになります。葉は長さ5~10センチの線形で、茎の周りに輪生状につきます。葉の表面に小さな斑点があることもあります。8月から10月ごろ、茎頂に長い穂状の花序をだし、紫色の頭花を咲かせます。総苞は卵形から倒卵形です。果実は痩果で、羽毛状の冠毛があります。
●キク科リアトリス属の多年草で、学名は Liatris mucronata。英名は Cusp blazing star, Gay-feather。
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