FileLogTraceListener.Append プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

FileLogTraceListener.Append プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

現在のファイルに追記するか、新しいファイルに出力するかを決定します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.Logging
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property Append As
 Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As FileLogTraceListener
Dim value As Boolean

value = instance.Append

instance.Append = value

C#

public bool Append { get;
 set; }

C++

public:
property bool Append {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

J#

/** @property */
public boolean get_Append ()

/** @property */
public void set_Append (boolean value)

JScript

public function get Append
 () : boolean

public function set Append
 (value : boolean)

プロパティ値
Boolean 値。現在のファイルに追記する場合は True。新しいファイルに出力する場合は False。このプロパティの既定の設定は True です。

解説

Append プロパティが False の場合、新しいファイルに出力されます。このプロパティが True の場合、出力内容は現在のファイルに追記されます。ただし、次の場合を除きます。

• 出力ファイルが別のプロセスによりロックされている。この場合、新しいログ ファイルが作成され、バージョン番号が FullLogFileName に追加されます。

• 現在のファイル サイズが MaxFileSize プロパティに指定されている値を超えた。この場合、それ以降のメッセージは破棄され、DiskSpaceExhaustedBehavior プロパティの値によっては例外がスローされます。

• LogFileCreationSchedule プロパティで指定されたログの作成スケジュールにより、既存のファイル名よりも新しい日付が必要になった。この場合、新しいログ ファイルが作成され、日付が FullLogFileName に追加されます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
FileLogTraceListener クラス
FileLogTraceListener メンバ
Microsoft.VisualBasic.Logging 名前空間
MaxFileSize
LogFileCreationSchedule