フェラーリ・296GTB
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/27 06:29 UTC 版)
| フェラーリ・296GTB | |
|---|---|
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フロント
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リア
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スパイダー
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| 概要 | |
| 製造国 | |
| 販売期間 | 2022年- |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 2人 |
| ボディタイプ | クーペ |
| エンジン位置 | ミッドシップ |
| 駆動方式 | 後輪駆動 |
| パワートレイン | |
| エンジン | TipoF163型 2,992ccV型6気筒ツインターボ |
| モーター | 7.45kWh |
| 最高出力 | 830PS/8,000rpm(エンジン単体では663PS) |
| 最大トルク | 75.5kgm(740Nm)/6,250rpm |
| 変速機 | 8速DCT |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,600mm |
| 全長 | 4,565mm |
| 全幅 | 1,958mm |
| 全高 | 1,187mm |
| 車両重量 | 1,470kg(乾燥重量) |
| その他 | |
| 0-100km/h | 2.9秒 |
| 最高速度 | 330km/h |
| 系譜 | |
| 先代 | 296GTB→ F8トリブート 296GTS→ F8スパイダー |
フェラーリ・296GTB(Ferrari 296GTB)は、イタリアの自動車メーカー、フェラーリが販売しているプラグインハイブリッドのスーパーカーである。
概要
2021年6月24日にオンライン上での記者会見で発表され、その後イタリアのモデナで同年7月1日から4日にかけて開催された「モーターバレーフェスト2021」において初公開された。車名の296は2992㏄のV型6気筒エンジン搭載車であることを示し、GTBは「グランツーリスモ・ベルリネッタ」の略である。1960年代に生産された250LMをオマージュしている。
V6エンジン搭載のフェラーリは、かつてディーノブランドで発表されたディーノ・206/246以来であり、フェラーリブランドとしては史上初となる。フェラーリのプラグインハイブリッドカーはSF90ストラダーレに続き2車種目である。
V6エンジン(型式名:F163)のバンク角は120度とし、バンク内にIHI製ターボチャージャーを搭載[1]。電気モーターを組み合わせることで830PSを発揮している。ボディサイズはフェラーリの現行モデルの中で最もコンパクトであり、リアウィンドウはトンネルバックスタイルである。最高速度は330km/h、0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速7.3秒と公表されている。
納車は2022年第1四半期(1月〜3月期)以降を予定。車体価格は付加価値税(消費税)込で26万9,000ユーロ(約3,200万円)、トラック走行重視モデルのアセット・フィオラノが30万2,000ユーロ(約3,600万円)となる。
296GTS
2022年4月19日、296GTBのオープンモデルである296GTSが発表された。GTSはグラン・ツーリスモ・スパイダーの略である。電動ハードトップを採用し、ハードトップは14秒で開閉でき、45km/hまでなら走行中でも開閉が可能である。
296 Speciale
2025年4月29日、296GTB・296GTSの高性能バージョンである296 Speciale(スペチアーレ)・296 Speciale Aが公開された[2]。2021年の296GTBをベースとしており、パワートレインはGTSと同じ3.0リッターV6ターボエンジンとハイブリッドシステムを搭載している[3]。システムトータルの出力は880馬力とベースモデルと比較して50馬力も向上し、車重も60㎏軽量化され、さらには20%ダウンフォースが上昇した[4]。
日本では、同年6月21日に、Ferrari Racing Days 2025に合わせ、富士スピードウェイホテルで公開となり[4]、納車は26年春から順次行われる。価格は、イタリアではスペチアーレが40,7000ユーロ、スペチアーレAが46,2000ユーロとなり、日本では5911万円からとなっている[5][6]。
SC40
2025年10月17日、マラネロにおいて発表された、296GTBがベースのワンオフモデルである[7]。
SC40のデザインおよび車名は、80年代の象徴的なスーパーカーF40からインスピレーションを得たものである[8]。また、シャシーやエンジン,ドライブトレインは、ベースとなっている296GTBと共通である[8]。
デザインは、フェラーリ・スタイリング・センターのフラビオ・マンツォーニが率いるチームが担当しており、ベース車とは異ななり、マンツォーニ氏はインダストリアル(工業的)なデザイン美学になるようにチームに指示し[9]、シャープで角張ったものとなっている[10]。また、ボディーカラーは、SC40独自の「SC40ホワイト」と呼ばれるものであり[11]、ホイールも専用のものである[12]。内装には、ケブラー素材が多用され、シートの背面やハンドル、フロアマットなどに使用されている[10][12]。
SC40の原寸大デザインモデルは、2025年10月18日から、フェラーリミュージアム(英語版)に展示されている[8][12]。
モータースポーツ
296 GT3
ベース車両の296 GTBのプラグインハイブリッド(PHEV)モーターを排除し、600馬力。 488 GT3に代わるグループGT3規格レーシングカーのベースマシンとなる。製造もこれまでのミケロットに代わって新たにレーシングカーコンストラクター、オレカが組立て及びカスタマー向けアフターサービスを構築し提供する[13]。
2022年7月29日、スパ24時間レース開催時に296 GT3を公開した[14]。2023年のデイトナ24時間レースにてレースデビューする。
2026年に向けて進化型のEvoモデルが発表された[15]。フロントカナードを大型のもの1枚にし、リアウイングやリアディフューザーの形状変更がなされた。2026年のデイトナ24時間レースでレースデビュー、セブリング12時間レースで296 GT3 Evoとして初の優勝(GTDクラス)を飾った。
296 チャレンジ
488 チャレンジEvoに代わり2024年からフェラーリ・チャレンジで使用されるワンメイクレース車両。
脚注
- ^ “現代版ディーノ フェラーリ296GTBが搭載する新開発3.0ℓV6ターボ エンジン解説”. Motor-Fan[モーターファン] (2021年11月7日). 2023年9月2日閲覧。
- ^ Giulio Piovaccari「Ferrari unveils new 296 Speciale hybrid models ahead of EV launch」『Reuters』Mark Potter、2025年4月30日。2025年9月9日閲覧。
- ^ Jamie Edkins (2025年4月30日). “Meet the new Ferrari 296 Speciale: V6 hybrid supercar loses weight and gains power”. Carwow 2025年9月9日閲覧。
- ^ a b 塩谷公邦「フェラーリ、「296スペチアーレ」国内初披露 プロダクトマーケティング担当カランド氏が進化ポイントを詳説」『Car Watch』2025年6月21日。2025年9月9日閲覧。
- ^ 塩澤則浩「噂の新型モデル、フェラーリ296スペチアーレがついに登場! デリバリーは2026年春 価格は約6500万円」『ENGINE WEB』2025年4月29日。2025年9月9日閲覧。
- ^ 「フェラーリ、PHVの新型スポーツカーを日本初公開 5911万円から」『日本経済新聞』2025年6月21日。2025年9月9日閲覧。
- ^ Ben Barry (2025年10月18日). “Ferrari SC40: A One-Off Inspired by F40” (英語). Ferrari. Ferrari S.p.A. 2025年10月22日閲覧。
- ^ a b c Jack Fitzgerald (2025年10月18日). “Ferrari Debuts Distinct-Looking One-Off Model Based on the 296 GTB” (英語). CAR and DRIVER. Hearst Autos, Inc.. 2025年10月22日閲覧。
- ^ “【F40の再来】フェラーリ、V6搭載の新型ワンオフ「SC40」を発表! 伝説へのオマージュが美しすぎる”. Top Gear Japan. Auto Critique Japan Co. Ltd. (2025年10月19日). 2025年10月23日閲覧。
- ^ a b Adrian Padeanu (2025年10月20日). “Ferrari Honors the Legendary F40 With a Striking One-Off” (英語). Motor1.com. Motorsport Network. 2025年10月23日閲覧。
- ^ Fred Smith (2025年10月17日). “Ferrari's Latest One-Off Is a 296-Based F40 Tribute” (英語). Road & Track. Hearst Autos, Inc.. 2025年10月23日閲覧。
- ^ a b c webCG 編集部 (2025年10月21日). “フェラーリが往年の名車「F40」をイメージしたワンオフモデル「SC40」を発表” (日本語). webCG. webCG Inc.. 2025年10月23日閲覧。
- ^ フェラーリとオレカがGTカー製作で提携。『488』後継機の新型GT3が2023年登場予定 - オートスポーツ・2021年11月30日
- ^ “フェラーリ、新世代GT3カー『296 GT3』を公開。すべてを刷新し幅広いドライバー、レースに対応”. autosport. 2022年7月30日閲覧。
- ^ “空力や信頼性などが向上した『296 GT3エボ』。導入の狙いをフェラーリ耐久レース責任者が語る | ニュース”. autosport web (2025年7月3日). 2025年7月5日閲覧。
関連項目
外部リンク
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| タイプ | 2000年代 | 2010年代 | 2020年代 | |||||||||||||||||||||||||
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| FR | V12 | 550マラネロ | 575Mマラネロ | 599GTBフィオラノ | F12ベルリネッタ | 812スーパーファスト | 12チリンドリ | |||||||||||||||||||||
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| 4WD/4シーター | FF | GTC4ルッソ | ||||||||||||||||||||||||||
| 4ドア4シーター | プロサングエ | |||||||||||||||||||||||||||
| プラグインハイブリッド V8 | SF90ストラダーレ | 849テスタロッサ | ||||||||||||||||||||||||||
| プラグインハイブリッド V6 | 296GTB | |||||||||||||||||||||||||||
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