エフ‐ディー‐ビー【FDB】
読み方:えふでぃーびー
FDB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/25 08:31 UTC 版)
FDB
- (Forwarding DataBase)の略。レイヤ3スイッチを参照。
- 流体動圧軸受(Fluid Dynamic Bearing)の略。
FDB(Forwarding DataBase)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/26 15:24 UTC 版)
「レイヤ3スイッチ」の記事における「FDB(Forwarding DataBase)」の解説
通常のL3機器では、経路情報とARP情報が別々のテーブルにて管理されるが、L3スイッチにおいては、FDBにより経路情報とARP情報が一元管理される。以下に簡略したものではあるが例を示す。 ルータの経路情報 宛先ネット マスク 次ノード10.0.0.0 255.0.0.0 192.168.0.1172.16.0.0 255.255.0.0 192.168.0.20.0.0.0 0.0.0.0 192.168.0.3 ルータのARP情報 IPアドレス MACアドレス インターフェース192.168.0.1 00:00:C0:11:11:11 FastEthernet0/0192.168.0.2 00:00:C0:22:22:22 FastEthernet0/1192.168.0.3 FF:FF:FF:FF:FF:FF Serial0/0 L3スイッチのFDB 宛先ネット マスク 次ノード MACアドレス ポート10.0.0.0 255.0.0.0 192.168.0.1 00:00:C0:11:11:11 1172.16.0.0 255.255.0.0 192.168.0.2 00:00:C0:22:22:22 90.0.0.0 0.0.0.0 192.168.0.3 00:00:C0:33:33:33 17 ルータの場合は、1.受信フレーム内のIPヘッダから送信先のIPアドレスを抽出した後、2.経路情報を参照して次ノードを決定し、3.ARP情報を参照して送出インターフェースの決定とフレームヘッダのMACの書き換えをおこなう。 L3スイッチでは、1.受信フレーム内のIPヘッダから送信先のIPアドレスを抽出した後、2.FDBを参照して送出ポートの決定とフレームヘッダのMACの書き換えを行う。 この1手差の違いと高速なASIC、速いメモリの組み合わせが、高速なルーティングを可能にしている。
※この「FDB(Forwarding DataBase)」の解説は、「レイヤ3スイッチ」の解説の一部です。
「FDB(Forwarding DataBase)」を含む「レイヤ3スイッチ」の記事については、「レイヤ3スイッチ」の概要を参照ください。
- FDBのページへのリンク