FB-22計画のキャンセル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 08:12 UTC 版)
「FB-22 (航空機)」の記事における「FB-22計画のキャンセル」の解説
FB-22計画がキャンセルとなった理由は以下の通りである。 ベースであるF-22の値段そのものが高い。 イラクでの活動に莫大な軍事費を費やしている。 爆弾は全てウェポンベイに納めるため、機体サイズからしてGBU-28を搭載できない可能性がある。つまり、使用可能な爆弾の種類がF-15E戦闘爆撃機より劣る事になる。加えてF-15Eの維持コストが安く(元のF-15の整備が11.3マンアワーで済み、F-22の様に一纏めにしたパーツなどよりも整備用部品の供給が利く為、容易に供給が可能)、十分な対地攻撃能力と爆弾搭載量(11.1t)を持っている上、F-15譲りの空戦能力が付与されているのに対し、自衛目的なので目視された場合の戦闘が不利になる恐れがある。 B-1戦略爆撃機やB-2のミッションの一部しか引き継げない上に、航続距離や爆弾搭載量が少なく、割に合わない。
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