F2001
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「フェラーリ・F2001」の記事における「F2001」の解説
2000年シーズンにおいて、ミカ・ハッキネンとマクラーレンを下してタイトルを獲得という接戦を制したフェラーリは、F1-2000を新レギュレーションにあわせて発展させる形をとった。 F2001で特徴的なのは、先端の垂れたスラントノーズや、中央部が穏やかに下がっているフロントウイングである。この年、レギュレーション改正でフロントウイング左右部分の最低地上高が引き上げられた。フェラーリは規定外の中央部を低く設定し、左右に向けて緩やかに持ち上げていく形状とした。それを支えるノーズはF1-2000とは対照的に先端の位置が低くされた。ただし、モノコック先端はF1-2000同様高く持ち上げられており、ノーズコーンより前が急激に下垂する格好だった。これらのデザインはこの後、各チームに模倣されていった。 シューマッハは開幕2連勝で前年からの連勝を6まで伸ばした。最大のライバルであったハッキネンの不運もあり、17戦中9勝、11ポールポジションという成績で、4戦を残して早々とダブルタイトルを決めてしまった。一方、チームメイトのバリチェロは1勝も挙げられず、ランキング3位となった。
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