Epikに対する他社のサービス提供中止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 06:49 UTC 版)
「Epik」の記事における「Epikに対する他社のサービス提供中止」の解説
2019年8月3日に発生したエルパソ銃乱射事件の加害者とされる者が、「マニフェスト」を公開した画像掲示板8chanへのサービスが、当時8chanへサービスを提供していた事業者によって停止された。Epikは8chanのホスティングを開始したが、Epikへハードウェアとインターネット接続を提供していたVoxilityがEpikへのサービス提供を中止した。そのため8chanは再びオフラインとなり、Epikの他の顧客のウェブサイトもオフラインとなった。Amazon.comはGabのサブドメインのホスティングを行っているという通知を受けたためそのサブドメインをオフラインにしたのち、Epikと協力して8chanへサービスを提供していないかの確認を開始したが、引き続きAmazonはEpikに対してサービス提供を行った。その他、9日にクラウド事業者のLinode(英語版)はEpikに対し、サービス停止を表明した。 2020年10月、決済サービスを提供するPayPalは、Epikが提供する代替通貨「Masterbucks」に関連する財務的リスクを理由として、Epikに対するサービスを終了させた。MashableはPayPalが資金洗浄の可能性を懸念したことが理由であるとし、Epikはこの問題を認識してから一ヶ月間、適切な措置を行わなかったからであるとしている。他にもMasterbucksの使用によって生まれる「税金上のメリット」を宣伝することの問題も、PayPalによるサービス終了の一因であるとしている。Epikはその後、PayPal・ハンター・バイデン・Bloombergなどに宛てた「錯乱した一連の公開書簡(英: a series of unhinged open letters)」を公開し、PayPalが保守的であったことがサービス終了の原因であると主張した。
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