Epic Games対Google訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 07:29 UTC 版)
「Epic Games対Apple訴訟」の記事における「Epic Games対Google訴訟」の解説
前述の通り、AppleだけでなくGoogleも同様にゲームをGoogle Play ストアから削除し、Epic Gamesから訴訟を起こされた。Appleに対する訴訟と同日に行われたが、Googleは、訴訟を巡る法的状況についてAppleとは大きく異なると強調している。Googleは、AppleのiOSには単一のストア (App Store) のみという制限があるのに対して、Androidの運用システムには、複数のストアやサイドローディングといった複数のアプリの配布方法があることを挙げ、「当事者には取引や運用上の事実に『実質的な』等価性が無い」と主張している。 Epic Gamesは訴状において、OnePlusおよびLGの携帯機器に『フォートナイト』をプリインストールする取引がGoogleの制限により妨害されたと主張している。続けて、「Android端末を競争に開放するという約束にもかかわらず、Googleは、ユーザーにアプリを配布する上で競合する方法を排除する契約上および技術上の障壁を構築し、アプリのダウンロードのほぼすべてをGoogle Play ストアが占めていることを確実にしている。」と述べている。 この訴訟を受けGoogleは、ザ・ヴァージに対し、「Play ストアを利用することを選択したゲーム開発者のために、開発者にとって公平であり、ユーザーにとって安全なストアを維持するための一貫したポリシーがある。『フォートナイト』はAndroidで引き続き利用できるが、当社のポリシーに違反しているため、Playでは利用できなくなった。ただし、Epic Gamesとの話し合いを継続し、『フォートナイト』をGoogle Playに復活させるための機会を歓迎する。」と述べている。
※この「Epic Games対Google訴訟」の解説は、「Epic Games対Apple訴訟」の解説の一部です。
「Epic Games対Google訴訟」を含む「Epic Games対Apple訴訟」の記事については、「Epic Games対Apple訴訟」の概要を参照ください。
- Epic Games対Google訴訟のページへのリンク