ETR 250
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 04:49 UTC 版)
「イタリア国鉄ETR300電車」の記事における「ETR 250」の解説
ETR 250はセッテベッロ(ETR 300)の短編成型で、1960年ローマオリンピックでの輸送用に導入された。整備面から4両編成で構成されアルレッキーノ(Arlecchino)の愛称で呼ばれていた。個室を有していたセッデベッロとは異なり、室内は2+1列のボックスシートとされた。また、片側の展望席はバーカウンターが設けられラウンジ風となった。1986年に定期列車から退いた後に4編成中3編成が観光列車用に改装され、1990年から1998年まで運行された。アルレッキーノは2005年にミラノで公開保存するため復元されたが、301のナンバーやセブンダイヤのロゴなどによってオリジナルのETR 250の姿は失われた。
※この「ETR 250」の解説は、「イタリア国鉄ETR300電車」の解説の一部です。
「ETR 250」を含む「イタリア国鉄ETR300電車」の記事については、「イタリア国鉄ETR300電車」の概要を参照ください。
- ETR250のページへのリンク