ES-11/1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 05:26 UTC 版)
「第11回国際連合緊急特別総会」の記事における「ES-11/1」の解説
3月2日、採決が行われ、賛成141、反対5、棄権35の賛成多数で採択された。決議に法的拘束力は無いが、ロシアによるウクライナ侵攻や核部隊の警戒態勢強化を非難し、ロシア軍の即時撤退などを求めた。また、ベラルーシの関与に関しても懸念を表明した。 2014年のロシアによるクリミアの併合を無効とする総会決議では賛成は100か国であったが、今回の総会決議での賛成国数はそれを大きく上回った。 非難決議の圧倒的多数の賛成は、法的拘束力がなくとも国際社会でのロシアの孤立を浮き彫りにしたとされるが、敵対的行為自体にのみ反対表明しており、法的拘束力のある国連安全保障理事会のロシア非難決議案では棄権したUAEやサウジアラビア、ブラジルといった中立国も賛成を投じている点に留意。
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