EOFとCore Data
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 03:13 UTC 版)
「Enterprise Objects Framework」の記事における「EOFとCore Data」の解説
EOF の概念の多くは、2005年4月にリリースされたMac OS X Tigerにおいてデスクトップアプリケーション向けに導入された。Core Dataは、Cocoa APIを使った開発者向けのオブジェクト-グラフ管理と永続性フレームワークである。つまり、Core Dataはアプリケーションのモデル層をメモリ上に定義されたデータオブジェクト群に編成する。Core Dataはそれらオブジェクトの変化を監視し、必要に応じてその変化を取り消すことができる(ユーザーがundoコマンドを実行したような場合)。そして、アプリケーションのデータの変更点をセーブする際、Core Dataがオブジェクトを永続性のある記憶装置に格納する作業を行う。 このように2つの技術はよく似ているが、目的は異なる。EOFは、クライアントをデータベースサーバに接続するためのJavaベースのフレームワークである。Core Dataは、デスクトップアプリケーション開発をサポートするよう設計されたObjective-Cベースのフレームワークである。Core DataとEOFには、それぞれもう一方にはない固有の機能がある。
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