EF63形電気機関車運転体験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 14:58 UTC 版)
「碓氷峠鉄道文化むら」の記事における「EF63形電気機関車運転体験」の解説
当施設が実施する学科・実技講習を受講し、その修了試験に合格することで後日、EF63形電気機関車を運転することができるようになる。運転区間は旧信越本線の保存線約400m以上の往復で、点検を含め所要時間は約30分となっている。 また、実技講習を繰り返し受講することで運転資格(称号)を得ることができる。10回で「機関士見習」、30回で「補助機関士」、50回で「本務機関士」の腕章、400回で「優良機関士」、500回で「優秀機関士」、1000回で「名誉機関士」の称号が授与される。 「本務機関士」になると、まず「1エンド連結訓練」および「単機推進運転」の資格が得られる。そして、単機推進運転を5回以上体験することで『重連推進運転』や「2エンド連結訓練」の資格が得られる。また、所定の1エンド連結訓練をこなし、当該検定試験に合格することにより『1エンド連結』資格が得られ、所定の1エンド連結体験を重ねることでも「2エンド連結訓練」資格が得られる。 さらに、所定の2エンド連結訓練をこなし、当該検定試験に合格することにより『2エンド連結』資格が得られ、所定の2エンド連結体験かつ所定の重連推進運転を重ねることにより「重連推進連結訓練」資格が得られる。 最終的に所定の重連推進連結訓練をこなし、当該検定試験に合格することで『重連推進連結』資格が得られる。これで、かつて行われていた「EF63重連での車両への連結・推進運転と牽引運転・解放」を体験することができるようになる。 近年は機関車の損傷が著しく、いつ故障してもおかしくない状況が続いていることから、2017年11月1日から、安中市がふるさと納税を介したクラウドファンディングを行っている。
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