EF58 61
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:09 UTC 版)
「国鉄EF58形電気機関車」の記事における「EF58 61」の解説
国鉄時代および構造上の詳細は上記#お召し列車牽引指定機(60・61)を参照。 JR移行後もお召し列車牽引機に指定されていたが、移行後にお召し列車として一号編成を牽引したのは3回である。国鉄末期以降はお召し列車の牽引が少なくなる一方、イベント列車の牽引機として使用されるようになり、臨時「踊り子号」や団体専用列車で伊豆急行などに入線することもあった。しかし、2007年に後継のお召し列車用のE655系が誕生したことに加え、2008年に施工された定期検査で台枠に金属疲労による亀裂が入っていることが発見されたため、修復する事なく動態運転から引退することが公表された。 その後は保留車として田端運転所に車籍を残したまま東京総合車両センター(旧・大井工場)内のお召し車両保管庫(通称 御料車庫)内にて、現在保存されている歴代の皇室用客車とともに厳重に保管されている。同センターの一般公開時には屋外展示されることもあり、2018年8月の一般公開では事前の告知なしに展示された。
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