ECW-アライアンス
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活動終了後、ポール・ヘイマンや一部のレスラーはWWFと契約するが、しばらくの間ECWは表舞台から姿を消す。 2001年3月にWWFがWCWに関する権利を買い取った時、ビンス・マクマホンに反旗を翻したシェイン・マクマホンが、ビンスを出し抜いてWCWを買収し、その後宣戦布告をするというエピソードが組まれた。7月、ポール・ヘイマンはWWF・WCWに移籍していた旧ECW所属レスラーの一部を引き抜き、さらにECW崩壊後フリーランスになっていたロブ・ヴァン・ダムとトミー・ドリーマーを新たに加えてECWを復活させる。ECWはステファニー・マクマホンをオーナーに迎えるとともに、WCWと連合して「アライアンス」を結成し、WWFに登場する一大ヒール集団となり、WWF正規軍との抗争を繰り広げた。 しかし、WCWから契約をテイクオーバーされるなどして移籍してきたレスラーのほとんどがファンから大きな反応を得られず、さらに「アライアンス」にWCWスーパースターとして新加入したクロニック(ブライアン・アダムス&ブライアン・クラーク)が、その試合内容の悪さから短期間でファームに落とされるなど、アライアンスの商品価値は急落する。そのためわずか半年足らずでWWF対「アライアンス」の抗争は終止符が打たれることとなり、WWF認定の各タイトルとの王座統一戦に、「アライアンス」の王者全員が敗退し、更に11月のサバイバー・シリーズでのエリミネーション・マッチでWWF軍に敗れたことからストーリー上「アライアンス」のメンバーは全員解雇となり、団体抗争ストーリーが終了した。そしてECWの名前は再び表舞台から消滅することになる。
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