Digital_Doubleとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Digital_Doubleの意味・解説 

Digital Double

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/01 03:45 UTC 版)

サイバーエージェント > Digital Double
Digital Double
親会社 サイバーエージェント
設立 2017年6月7日
販売元 サイバーエージェント
ジャンル J-POPアニメソング
日本
公式サイト 公式サイト - ウェイバックマシン(2024年8月26日アーカイブ分)

Digital Double(デジタルダブル)は、サイバーエージェントレコードレーベル

2017年から2024年7月まではサイバーエージェントの子会社である「株式会社Digital Double」として[1]、主にアーティスト声優のマネージメントや3Dデータの肖像利用・管理・キャスティング事業を行っていた[2]

概要

3Dスキャンを用いて取り込まれた、タレントやモデル等の3Dデータの肖像利用や管理、キャスティング業務を行うことを目的に、2017年6月7日にサイバーエージェントの子会社として設立された。設立のきっかけは、3DCGを用いたゲームアニメ動画広告が注目され、3Dデータを活用した上でゲームCGおよび広告クリエイティブの制作、その需要の高まりを想定した上で、その領域において早期より実績やノウハウを蓄積していくといった、3Dデータに特化するためである[1]

同じサイバーエージェントグループであるCCPRがキャスティング面で協力していたほか、同グループであるCygamesが技術面で協力していた。また、Cygamesが保有しているカメラと3Dスキャン(フォトグラメトリー)スタジオと連携していたほか、同グループで2017年6月1日に設立されたCGチェンジャーもクリエイティブ面で連動することになった[1]

2020年1月15日、公式サイトが開設された[3]。また、同日よりアーティストマネジメント事業を開始し、これに当たって鈴木このみが同日付で所属した[2]。これとは別に同業社のジャストプロと「スマイルオーディション」を開催し[3][4]、グランプリ受賞者の増田里紅が入所したが[5][6]、2023年3月末に活動を休止したのち退所している。

2021年度からは音楽出版事業も開始。フライングドッグから移籍したMay'nがレーベルアーティストとして所属し、同年6月30日にフルアルバムCD「momentbook」をリリースした(但し、マネジメントは引き続きホリプロインターナショナルが行っている)[7]エイベックス・ピクチャーズへ販売委託している[8]

2024年5月から6月にかけて所属していた声優が全員退所して他の事務所へ移籍するかフリーとなり、声優部門のマネジメント業務からは事実上撤退となった。同年6月28日、株主総会にて解散決議がなされ、法人としては7月16日付で解散[9]。以降はサイバーエージェント本体が音楽出版事業を継承し、レコードレーベルとして名称が残されている。

かつて所属していた声優の大半はEARLY WING傘下から独立したHIGH PINE(旧PUGNUS)に入所した。

所属アーティスト

過去の所属声優

脚注

注釈

  1. ^ マネジメントはホリプロインターナショナルが担当。
  2. ^ マネジメントはホーリーピークが担当。

出典

  1. ^ a b c 3Dデータの肖像利用・管理及びキャスティング事業に特化した子会社 Digital Doubleの設立について”. サイバーエージェント (2017年6月7日). 2020年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月18日閲覧。
  2. ^ a b 株式会社Digital Double、アーティストマネジメント事業を開始、歌手の鈴木このみの所属が決定。”. PR TIMES (2020年1月15日). 2020年12月18日閲覧。
  3. ^ a b NEWS”. Digital Double (2020年1月15日). 2020年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月18日閲覧。
  4. ^ 笑顔で輝く自分になろう!スマイルオーディション|新人声優アーティスト オーディション”. 2020年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月18日閲覧。
  5. ^ puraoreの2020年12月10日のツイート、2021年1月10日閲覧。
  6. ^ hiroXtanaの2020年12月11日のツイート、2021年1月10日閲覧。
  7. ^ [1]
  8. ^ Digital Doubleレーベル移籍第1弾フルアルバム「momentbook」発売決定!”. May'n Official Site (2021年4月9日). 2023年8月16日閲覧。
  9. ^ CAグループのDigital Doubleが解散…声優やアーティストのマネジメント、レーベル業務を展開 | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2024年7月16日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  Digital_Doubleのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Digital_Double」の関連用語

Digital_Doubleのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Digital_Doubleのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのDigital Double (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS