DISC2「絶頂2 天才プレパラート」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 20:59 UTC 版)
「絶頂集」の記事における「DISC2「絶頂2 天才プレパラート」」の解説
本来ならば1999年11月に開催された学園祭ツアー「学舎エクスタシー」から収録されるはずだったが、椎名の気に入る音源が無かったためスタジオでの再収録音源を収録。大学祭ということから、バンド・天才プレパラートのメンバーには椎名の友人のアマチュアミュージシャンが起用されている。戸谷誠は虐待グリコゲンのキーボーディスト・皆川真人とともにシンナーズというバンドを組み活動していた。また岩井英吉は椎名がプロデュースしたともさかりえのシングル『少女ロボット』全収録曲においてベースとテルミンを担当している。ドラムの西川央は練習を見に来た当時の椎名が所属していた事務所の社長、中島理智が西川のドラムの腕前に「本当にアマチュアの人!?」と驚いたという。 このディスクの収録曲は2008年7月2日に発売された10周年記念アルバム『私と放電』に収録された。 メロウ元はギター担当の戸谷誠の楽曲だが、椎名があまりの出来栄えに感動し、補作し詞を書き下ろしたもの。デビュー10周年を迎えた2008年にはミュージック・ビデオが制作され、同年7月2日に発売されたミュージック・ビデオ集『私の発電』に収録された。 不幸自慢タイトルの「不幸自慢」とは歌詞中の「fuck off "g" men(ファック オフ ジーメン)」をもじったもの。学舎エクスタシーで披露された際は「不幸自慢 ~fuck off "G" men~」と表記されていた。 喪@ CェNコ瑠ヲュWァ(「喪興瑠怒(ソーコールド)(仮)」)タイトルはディスク1の「同じ夜」と同様に意図的に文字化けさせられている。なお「学舎エクスタシー」で披露された際は「SO COLD」と表記されていた。歌詞は英語だがブックレットに記載されておらず、後にリットーミュージックから発売された本作のバンドスコアにも記載されていない。後に収録された『私と放電』でも歌詞が省略されているが、カップリング曲の歌詞から抜粋して構成されている楽曲「リンゴカタログ 〜黒子時代再編纂〜(シングル『りんごのうた』カップリング曲)」には、本楽曲のものと思しき歌詞の一部が使用されておりブックレットにも掲載されている。 楽曲の最後に椎名が「ごめん」と謝っているのは、歌詞の一部分を間違えたためとされる。ただし『私と放電』に収録された際にはカットされた。 編曲・演奏:天才プレパラート 天才プレパラート ボーカル・エレキギター:椎名林檎 エレキギター:戸谷誠 エレキベース・テルミン:岩井英吉 ドラムス:西川央
※この「DISC2「絶頂2 天才プレパラート」」の解説は、「絶頂集」の解説の一部です。
「DISC2「絶頂2 天才プレパラート」」を含む「絶頂集」の記事については、「絶頂集」の概要を参照ください。
- DISC2「絶頂2 天才プレパラート」のページへのリンク