DIPS-11/5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 22:43 UTC 版)
「DIPS (コンピュータ)」の記事における「DIPS-11/5」の解説
後継シリーズはDIPS-11/5と呼ばれ、従来シリーズとソフトウェア互換性を保ちつつ以下のような新技術を採用した。 ネットワーク分散処理の高度化DDX網やファクシミリ網などの新しい公衆網との接続 遠隔運転や無人運転といった省力化 集線、迂回・中継、負荷分散といった遠隔通信制御の実現 機能分散処理の採用。バックエンドでファイル/データベース処理を行うファームウェア専用プロセッサ(FCP)と呼ばれる装置を新たに開発。 機種は5機種となった(モデル5, 15, 25, 35, 45)。また、基盤技術も進化し、メモリチップはDIPS-11のころの16倍の64Kビットメモリが採用され、最上位機種では二次キャッシュメモリも搭載されるようになった。また、CCPも後述するDCNAに準拠した 7400 が新たに開発された。 1977年から開始された計画は1982年までに完了している。
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