DDTプロレス教室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 03:31 UTC 版)
DDTプロレス教室(ディー・ディー・ティー・プロレスきょうしつ)は、かつてDDTプロレスリングが開校していた、女性を対象としたプロレスラー養成所。
概要
2015年2月[1]、DDTが練習拠点としていた竹芝プロレス道場で開校。女性をターゲットとし、毎週火曜日の夜間に現役のプロレスラーから直接レッスンを受けられることを売りにしていた。講師は大石真翔とチェリーで、どちらかが不在な場合は他の所属選手が特別講師として代わりに指導を行っていた[2]。
竹芝地区の再開発工事に伴い、竹芝プロレス道場が入居していた建物の解体が決定。これに伴って、2018年1月30日のレッスンを最後に活動を休止した[3]。
活動休止後
2025年7月の時点で、DDTでは道場での一般の人を対象としたプロレス教室を開催していない。しかし、2020年から2021年にかけて、COVID-19の世界的な流行をうけた行政からの要請などで通常の活動が困難になった時期には、Zoomを利用した所属選手によるマンツーマンのトレーニング指導が実施されていた[4]。女性対象のものも企画され、「プロレス教室リターンズ」として2021年4月から9月にかけて行われた[5][6]。
一方、DDTとは兄妹団体にあたる東京女子プロレスでは、2025年8月から興行が組まれていない土日祝日に不定期で「女子プロレスキャンプ」の開催をはじめた[7]。講師が山下実優と中島翔子を中心とした現役の所属レスラーあることなど、DDTプロレス教室との類似点もある。
出身プロレスラー
脚注
出典
- ^ “DDTプロレス教室”. チェリーオフィシャルブログ「ファンタジーイリュージョン☆ライフ」 (2018年2月1日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ 門倉紫麻 (2017年3月30日). “DDT大石真翔選手とチェリー選手直伝! 高速“ロープワーク”に圧倒する! プロレス道場に潜入!”. ダ・ヴィンチWeb (株式会社KADOKAWA) 2025年7月19日閲覧。
- ^ @ddt_prokyo (30 January 2018). “2018年1月30日 午後0:00(JST)の投稿”. X(旧Twitter)より2025年7月19日閲覧.
- ^ @ddt_prokyo (1 May 2020). “2020年5月1日 午後3:00(JST)の投稿”. X(旧Twitter)より2025年7月20日閲覧.
- ^ @ddtpro (30 March 2021). “2021年3月30日 午後7:22(JST)の投稿”. X(旧Twitter)より2025年7月20日閲覧.
- ^ @ddtpro (17 September 2021). “2021年9月17日 午後0:13(JST)の投稿”. X(旧Twitter)より2025年7月20日閲覧.
- ^ “8月より女性を対象とした教室「女子プロレスキャンプ」を道場で開催!”. 東京女子プロレス公式サイト. 株式会社CyberFight (2020年7月5日). 2025年7月20日閲覧。
- ^ a b @tjpw2013 (2 January 2016). “2016年1月2日 午前09:23(JST)の投稿”. X(旧Twitter)より2025年7月19日閲覧.
- ^ a b “「永遠の3歳児」原宿ぽむが振り返る、コミカルなレスラーになった理由「正攻法では勝てない」”. web Sportiva (集英社). (2025年7月17日) 2025年7月19日閲覧。
- ^ “東京女子プロレスから新人が続々デビュー!中学生・ユミ(仮)は赤井沙希と対戦!”. ABEMA TIMES (集英社). (2019年10月24日) 2025年7月19日閲覧。
- ^ @cherry514 (25 January 2023). “2023年1月25日 午前10:07(JST)の投稿”. X(旧Twitter)より2025年7月19日閲覧.
- ^ @821oikawa (27 June 2021). “2021年6月27日 午後7:30(JST)の投稿”. X(旧Twitter)より2025年7月19日閲覧.
- ^ “松屋うのが5年の現役生活を終えフィットネス関係への転職で引退!「アイスリボンは自分の人生の学校でした」”. バトル・ニュース (株式会社コラボ総研). (2021年6月27日) 2025年7月19日閲覧。
外部リンク
- DDTプロレス教室 (@ddt_prokyo) - X(旧Twitter)
- DDTプロレス教室のページへのリンク