D連れ去り事件(起訴案件)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:19 UTC 版)
「尼崎事件」の記事における「D連れ去り事件(起訴案件)」の解説
共に虐待を受けていた元夫の助けを借りて2003年8月にXの元からの脱走に成功していたDは、その後、和歌山県のホテルで住み込み仲居の仕事をしていた。ところが車を購入するために住民票を移したことで、Xらに居場所を特定され、2007年12月、X、K、I、M、J、D家長女、N、Lはホテルの社員寮に押し入り、Dを脅迫した上でX宅に拉致した 。 この事件では、X、H、I、M、J、K、L、Dの長女(被害者の長女)、N(被害者の次女)ら9人が、身体に危害を加える目的でDを尼崎に連れ去ったとして、既に死亡しているXとD家長女(被害者の長女)を除く7人を生命身体加害略取容疑で逮捕した。I、M、J、K、N(被害者の次女)が同罪で起訴され、Hは同幇助罪での起訴、そして、Lは「従属的な立場だった」として不起訴処分(起訴猶予)になっている。また、既に死亡しているX、D家長女(被害者の長女)ら2名が、加害目的略取容疑で書類送検された。
※この「D連れ去り事件(起訴案件)」の解説は、「尼崎事件」の解説の一部です。
「D連れ去り事件(起訴案件)」を含む「尼崎事件」の記事については、「尼崎事件」の概要を参照ください。
- D連れ去り事件のページへのリンク