Cryptowatch買収とSPDIチャーター (2017年〜 現在)
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「クラーケン (仮想通貨取引所)」の記事における「Cryptowatch買収とSPDIチャーター (2017年〜 現在)」の解説
2017年4月、クラーケンは米ドルとその他複数の政府発行通貨による取引のサポートを発表した。 クラーケンは、モネロ(XMR)の取引を開始した後、テザー(USDT)やメロン(MLN)、ダッシュ(DASH)を上場した。 3月にクラーケンは、デイトレーダーに人気のサイトであるCryptowatchを買収。Cryptowatchは仮想通貨のチャートをリアルタイムで提供している。買収に伴ってクラーケンはCryptowatch同業者のアーサー・サペクを雇用し、Cryptowatchをクラーケンのシステムに統合・発展させた。 2017年8月、クラーケンはビットコインキャッシュ(BCH)を上場させた。ビットコインキャッシュはビットコインのハードフォークで誕生した仮想通貨で、クラーケンは、ハードフォーク前にビットコインを保有していた全ての顧客が同額のビットコインキャッシュを受け取れるようにした。 2017年12月までにクラーケンは1日あたり最大5万人の新規ユーザーを獲得した。 2018年1月10日のメンテナンスは、当初は2時間しかかからない予定だったが48時間以上もかかった。2011年に設立して以降、この日がサービス停止をした期間として過去最長となっている。 2019年2月、クラーケンは複数の大口の顧客から1億ドルの資金調達。企業価値は40億ドルと評価された。 2019年6月、クラーケンはBnkToTheFutureを通じて2263人の個人投資家から1350万ドルを調達した。 2020年9月、ワイオミング州で特別目的委託銀行機関(SPDI)に認定された。米国で銀行設立の許可書を持つ初めての仮想通貨取引所となった。
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