カーライル (Carlisle, Anthony)
カーライルという人は
カーライルの主な経歴
1800年、電気分解はボルタが電池を発明して間もなく、偶然カーライルによって発見される。 当時は接点の電気的接触をよくするため水を垂らすことがよく行われていたが、 たまたまカーライルは接点の一端には気泡が発生し、もう一端は黒ずんでいくことに気がついた。 調べてみると発生した気泡は水素であり、黒ずむのは金属が酸化しているからであった。
水は水素と酸素に電気分解できることが確認された。初期の電信ではこの水の電気分解が利用されていたりもする。最初の電気分解であり、電気化学の幕開けであった。
アントニー・カーライル
イギリス人で最初にボルタ電池を組み立てたのがカーライルであった。 カーライルの実験はその多くの部分がロンドンの技師であったニコルソン(W.Nicholson)の協力によるものとされている。
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