CVID
北朝鮮に核開発を放棄させるための働きかけの基本原則。完全で(complete)、検証可能(verifiable)、かつ不可逆的(irreversible)な核廃棄(denuclearization)。
CVIDは北朝鮮問題に関する周辺諸国の会合で、主に米国と日本の立場として提唱されている。2004年には日・米・中・韓・露・北の6ヵ国で第2回「北朝鮮問題に関する六者会合」が開催されたが、同会合においてはCVIDの重要性について参加者間の認識が深まったと外務省が報告している。
北朝鮮の非核化にかかる働きかけは2018年現在まで決定的な親展に至らないまま続いているが、CVIDの理念は維持されている。2018年3月の河野外務大臣臨時会見記録でも、「過去の教訓を踏まえ,北朝鮮にCVIDを実現させるため,最大限の圧力をかけ続けていくという立場を堅持する必要がある」と日本が韓国に伝えたことが確認できる。
関連サイト:
第2回六者会合(概要と評価) ― 外務省
河野外務大臣臨時会見記録(平成30年3月17日) ― 外務省
CVID
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 16:34 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動CVID(シーブイアイディー)
- 分類不能型免疫不全症 (Common variable immunodeficiency) - ICD-10_第3章:血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害#(D80-D89) 免疫機構の障害
- 完全かつ検証可能で不可逆的な解体 (Complete, Verifiable and Irreversible Dismantlement)
- 完全かつ検証可能で不可逆的な非核化 (Complete, Verifiable and Irreversible Denuclearization) - 北朝鮮核問題における米国の交渉目標。これに対しFFVD (final, fully verified denuclearisation) は、最終的かつ完全に検証された非核化を指す。
- CinepakのFourCC識別子。
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