CTAS/JTASプロジェクトの経緯
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「CTAS/JTAS」の記事における「CTAS/JTASプロジェクトの経緯」の解説
日本臨床救急医学会と日本救急看護学会では、合同トリアージナース育成検討委員会を置き、救急外来・時間外外来の「緊急度のみたて」(トリアージ)の開発を進めてきた。この検討作業のなかで、カナダで運用実績のあるCTASに着目し、2009年6月のカナダ救急医学会(開催地:アルバータ州カルガリー市)に代表団を派遣し、日本へのCTASの翻訳と導入、これをもとにした日本版 JTAS (Japan Triage & Acuity Scale)の開発につき契約を締結した。本プロジェクトは日本臨床救急医学会JTAS委員会が推進するプロジェクトで、 冊子体とネット版でのCTAS翻訳版「緊急度判定支援システム」の刊行、 CTASプロバイダマニュアルの翻訳出版、 CTASプロバイダーコース(直訳版に基づくコース)の開催、 を進め、2012年4月に体系としてのJTASを完成させトライアルコースを北海道から九州まで開催した。JTASのソフトウェアは、2012年9月11日より、App StoreでiPad/iPhone用アプリとして販売されている。
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