Bourne Shell 互換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 15:57 UTC 版)
「Unixシェル」の記事における「Bourne Shell 互換」の解説
Bourne Shell (sh): スティーブン・ボーンがベル研究所で開発。1978年ごろ、Version 7 Unix の一部として配布され、その後も改良されていった。 Almquist Shell (ash): Bourne Shell のBSDライセンス版として開発。小さいので、リソースが少ない環境でよく使われている。FreeBSD および NetBSD では ash をPOSIX準拠に改良したものが sh として使われている。 Bourne-Again shell (bash): GNUプロジェクトの一環で Bourne Shell のオープンソース版として開発。多くのLinuxディストリビューションでデフォルトのシェルとされている。 Debian Almquist shell (dash): DebianとUbuntuで ash の代替として使用。 KornShell (ksh): デビッド・コーン(英語版)がベル研究所で開発。 Public domain Korn shell (pdksh): kshからの派生。 MirBSD Korn shell (mksh): OpenBSDの /bin/ksh と pdksh の後継として MirOS BSD の一部として開発された。 Yet another shell (yash): 2007年開発。C99で書かれており,POSIX.1-2008に完全に準拠している。 Z Shell (zsh): 最も機能が豊富なシェル。sh、ash、bash、csh、ksh、tcsh の上位互換相当の機能を持つ。macOS Catalina 10.15 以降の macOS でデフォルトのシェルとされている。
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