ブラックホーク

航空軍事用語辞典++

【ブラックホーク】(ぶらっくほーく)

Blackhawk

1. アメリカ先住民、ソーク族の首長。
   アメリカ合衆国が北米大陸で領土を拡大していた時期、アメリカから土地を守るために戦った「ブラックホークの戦い」では結局敗れたが、その勇猛な戦いぶりが語り草となった。
   
   
2. Sturm Ruger Blackhawk
   スタームルガー社の回転式拳銃。口径は.44マグナムなど。
   メカニズムは特許の切れたシングルアクションアーミーのコピーだが、マグナム弾の発射にも十分耐えられるように各部の構造を強化し、シングルアクションリボルバーとしては異例の安全機構を取り入れるなど、安価かつ堅牢なつくりが好評を得た。
   現在も生産されており、アメリカでは、高価であるが鑑賞用として人気のコルトSAAと比べ、使いやすさや耐久力の高さからクイックドロウ（早撃ち）をはじめとした射撃競技用としての人気が高い。
   発展型として、構造強化型の「スーパーブラックホーク」や、ダブルアクション型でセキュリティシックスの大口径版である「レッドホーク」などが存在する。
   
   【スペックデータ】
   全長：260mm～343mm
   銃身長：117mm～191mm
   重量：1021g～1361g
   作動方式：シングルアクション/リボルバー
   使用弾薬：.30Carbine・.357Magnum（9mmx19）・.41Magnum・.44Magnum・.45LC（.45ACP）
   装弾数：6発
   
   
3. シコルスキー社の試作攻撃ヘリコプター、S-67の愛称。
   
   
4. シコルスキー社の汎用ヘリコプター、S-70(UH-60)の愛称。
   
   
5. カーチス社の試作夜間・全天候型迎撃戦闘機、XF-87の愛称。