BNSFの車両塗色パターン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 00:28 UTC 版)
「BNSF鉄道」の記事における「BNSFの車両塗色パターン」の解説
BNSFが使用するカラーリングは、北米でもっともカラフルなもののひとつである。多くの機関車は愛情を込めて「カボチャ」と呼ばれるような、グレート・ノーザン鉄道のオレンジと濃い緑のカラーリングを継承したヘリテイジ1、ヘリテイジ2という塗色パタンに塗られている。2005年初頭、新しい塗色パタンが施された。数両が先住民の頭の羽根飾りをイメージした銀と赤の「ウォーボンネット」と呼ばれるパターンで、車体側面には通常「Santa Fe」と描かれるべきところに「BNSF」と描かれている。またBNSFの元となった2社の塗色を引き継ぎ、緑と白または青と黄色の塗色のままの機関車もある。ただし、全車両が、オーバーホールの際にヘリテイジカラーに塗り替えられることになっている。 2005年1月24日、従来の「丸に十字」のロゴに替わる新たなロゴを発表した。新しいロゴは鉄道が目指す「輸送サービスと革新の旗手」を表現したものとなった。このロゴは、従来の冗長なロゴにとって替わった。新しいイメージの塗色はすぐに発表され、新しいロゴは機関車前面と側面に描かれ、濃い緑のストライプに替わって黒のストライプが描かれた。貨車についても、新しいロゴで新製している。 ヘリテイジ1のパタンになる以前から、数種類の塗色変更機が見られた。 ヘリテイジ1 オリジナルのロゴ「丸に十字」が機関車前面にマーキングされている。側面には濃緑色でBNSFの文字がオレンジ地に描かれている。黄色のストライプが、濃緑とオレンジの境界線に引かれている。 ヘリテイジ2 濃緑の帯部分がヘリテイジ1より細く、黄色い帯が太くなっている。両者の間を黒い線が隔てている。BNSFの文字は黄色になり、黒で縁取りされている。前面のロゴはATSFの「ウォーボンネット」を彷彿とさせる「葉巻のラベル型」である。前面下部の黄色の帯より下の部分を濃緑に塗ったものとオレンジに塗ったものがある。 新イメージ このパタンは「ヘリテイジ3」とも「パワーバー」(アメリカの栄養補助食品)、あるいは「バーリントン・ナイキ・サンタフェ」、「スウォッシュ」(ナイキのロゴ下部にあるチェックマーク型の線)、「尻はしょり」などとも呼ばれる、「ヘリテイジ2」によく似た塗装である。濃緑だった帯は黒となり、黄色とオレンジを隔てる境界となる。新しい企業ロゴは機関車前面と側面に配置される。 ウォーボンネット ヘリテイジ1 ヘリテイジ2 新イメージ
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