BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 17:57 UTC 版)
BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜(ブリーチ ソウルカーニバル)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) より発売された日本のゲームシリーズ。
久保帯人による漫画作品『BLEACH』を原作としたPlayStation Portable (PSP) 用の2D横スクロール型バトルアクションゲームであり[1]、ラクジンが開発を担当した[2][注 1]。
BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜
ジャンル | 2D横スクロールバトルアクション[2] |
---|---|
対応機種 | PlayStation Portable |
開発元 | ラクジン |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
販売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
音楽 | RADIX |
シリーズ | BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | UMD ダウンロード販売 |
発売日 | 2008年10月23日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象)[5] |
対応言語 | 日本語 |
2008年10月23日にパッケージ版とダウンロード版が同時発売された[6]。ダウンロード版は「PS Store版」としてPlayStation Storeにて販売された[7]。SCEがPSP用ソフトをダウンロード販売するのは同月16日発売の『勇者のくせになまいきだor2』とともに初めての試みであった[7]。2010年1月14日には「PSP the Best」シリーズとして廉価版が発売された[8][9]。
ゲーム内容
簡単な操作でダッシュや攻撃、必殺技を繰り出せることが本作の特徴である[1]。総勢80体以上の登場キャラクターはデフォルメ化され、可愛らしいデザインが加えられた[1]。
また、多数のオリジナルムービーが収録されたほか、声優陣による70種類以上のアラームボイスが収録され、PSPを目覚まし時計としても使用できるアラーム機能が搭載された[1]。
BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜
ジャンル | 2D横スクロールバトルアクション[2] |
---|---|
対応機種 | PlayStation Portable |
開発元 | ラクジン |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
販売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
音楽 | RADIX |
シリーズ | BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜シリーズ |
人数 | 1人 2人(アドホックモード) |
メディア | UMD ダウンロード販売 |
発売日 | 2008年10月23日 |
対象年齢 | パッケージ版 CERO:A(全年齢対象)[10] ダウンロード版 CERO:B(12才以上対象)[11] |
対応言語 | 日本語 |
2009年12月10日にパッケージ版とダウンロード版が発売された[10][11]。
ゲーム内容
新しいキャラクター、ギミック、ミッションが追加され、前作より内容が全体的に強化された[12]。
評価
『週刊ファミ通』1096号のクロスレビューにおいて、本作は合計31点、平均7.7点の評価を受けた[13]。ファミ通公式レビュアー4名による各レビューはそれぞれ10点満点で採点され、本田やよいは8点、レオナ海老原は7点、ウワーマンは8点、ジゴロ☆芦田は8点を付けた[13]。
本田やよい — 一本道なストーリーだけど会話パートのテンポがよく、つい引き込まれてしまう。随所に挿入されているアニメパートが、演出をさらに盛り上げる。操作はシンプルで、老若男女誰にでも遊べそう。さらにソウルピースやアクセサリーの装備次第で、自分に合った戦いが楽しめる点は○。
レオナ海老原 — 動きが軽快で、コンボをつなげるのがおもしろい。仲間の攻撃を使えば、よどみなく攻撃できるのも気持ちいいですね。また、ソウルピースの発動スキルを捜すのが楽しく、つい夢中になってしまう。ただ、ガードや回避がないためか敵の攻撃を防ぎにくく、難度はけっこう高く感じた。
ウワーマン — シナリオのフォロー範囲が膨大なのは単純にうれしい。ソウルピースのカスタマイズは、自分なりの工夫が楽しめて○。いろいろ試したくなる。簡単操作なのは前作同様、取っつきやすくていいが、もう少し技の種類が欲しくなるのも確か。技の見た目だけでも、もっと変化があればなぁ。
ジゴロ☆芦田 — 簡単な操作で爽快に戦えるのがいい。必殺技の発動や仲間を呼び出すのも簡単でサクサク進める。前作よりキャラクターとストーリーがボリュームアップしているほか、ソウルピースなどをはめる“ピースボード”が成長するようになったのがうれしい。カスタマイズのやりがいが増している。 — 出典:[13]
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d “デフォルメキャラが大暴れ! 『BLEACH~ソウル・カーニバル~』”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2008年10月22日). 2024年7月24日閲覧。
- ^ a b c “開発実績:ゲーム開発”. Racjin Official Website. ラクジン. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “事業紹介:音楽制作プロデュース事業 [RADIX]”. Racjin Official Website. ラクジン. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “GAME PRODUCT”. Radix Home Page. ラクジン. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜”. メディア芸術データベース. 2024年7月25日閲覧。
- ^ 滝沢修 (2008年8月22日). “SCEJ、PSP「勇者のくせになまいきだor2」など2タイトルのダウンロード版とパッケージ版を同時発売”. GAME Watch. インプレス. 2024年7月24日閲覧。
- ^ a b 池谷勇人 (2008年9月8日). “10月から、SCEがPSPタイトルの“ダウンロード販売”を始めますよ:日々是遊戯”. ねとらぼ. アイティメディア. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “BLEACH ソウル・カーニバル PSP the Best”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜 PSP® the Best”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
- ^ a b “BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
- ^ a b “BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
- ^ ginger (2009年12月9日). “PlayStation Store最新情報。PCエンジンアーカイブスに「邪聖剣ネクロマンサー」が登場”. 4Gamer.net. Aetas. 2024年7月24日閲覧。
- ^ a b c “BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜 (PSP)のレビュー・評価・感想”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage. 2024年7月24日閲覧。
外部リンク
BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜
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2008年7月14日公式サイトオープン。 2008年9月4日公式サイトフルオープン。 2008年10月23日発売。 廉価版2010年1月14日発売。主題歌:「Boy's Don't Cry」作詞 - Ryosuke Kojima/jam / 作曲・編曲・歌- KELUN キャラクター数:14名(+劇場版追加コンテテンツ) 注目システム:レベルアップ・技のレベルアップ・ソウルピースなど その他:アラーム機能・オリジナルムービー
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