BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜とは? わかりやすく解説

BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/13 17:54 UTC 版)

BLEACH > BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜

BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜(ブリーチ ソウル・カーニバル)は、漫画『BLEACH』を原作とするPlayStation Portable (PSP) 用の2D横スクロール型バトルアクションゲームシリーズ[1]。ラクジンが開発し[2][注 1]ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) から発売された[1]

BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜

BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜
ジャンル 2D横スクロールバトルアクション[2]
対応機種 PlayStation Portable
開発元 ラクジン
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
販売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
音楽 RADIX
シリーズ BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜シリーズ
人数 1人
メディア UMD
ダウンロード販売
発売日 2008年10月23日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)[5]
対応言語 日本語
テンプレートを表示

2008年10月23日にパッケージ版とダウンロード版が同時発売された[6]。ダウンロード版は「PS Store版」としてPlayStation Storeにて販売された[7]。SCEがPSP用ソフトをダウンロード販売するのは同月16日発売の『勇者のくせになまいきだor2』とともに初めての試みであった[7]。2010年1月14日には「PSP the Best」シリーズとして廉価版が発売された[8][9]

ゲーム内容

簡単な操作でダッシュや攻撃、必殺技を繰り出せることが本作の特徴である[1]。総勢80体以上の登場キャラクターはデフォルメ化され、可愛らしいデザインが加えられた[1]

また、多数のオリジナルムービーが収録されたほか、声優陣による70種類以上のアラームボイスが収録され、PSPを目覚まし時計としても使用できるアラーム機能が搭載された[1]

BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜

BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜
ジャンル 2D横スクロールバトルアクション[2]
対応機種 PlayStation Portable
開発元 ラクジン
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
販売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
音楽 RADIX
シリーズ BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜シリーズ
人数 1人
2人(アドホックモード)
メディア UMD
ダウンロード販売
発売日 2008年10月23日
対象年齢 パッケージ版
CEROA(全年齢対象)[10]
ダウンロード版
CEROB(12才以上対象)[11]
対応言語 日本語
テンプレートを表示

2009年12月10日にパッケージ版とダウンロード版が発売された[10][11]

ゲーム内容

新しいキャラクター、ギミック、ミッションが追加され、前作より内容が全体的に強化された[12]

評価

週刊ファミ通』1096号のクロスレビューにおいて、本作は合計31点、平均7.7点の評価を受けた[13]。ファミ通公式レビュアー4名による各レビューはそれぞれ10点満点で採点され、本田やよいは8点、レオナ海老原は7点、ウワーマンは8点、ジゴロ☆芦田は8点を付けた[13]

本田やよい — 一本道なストーリーだけど会話パートのテンポがよく、つい引き込まれてしまう。随所に挿入されているアニメパートが、演出をさらに盛り上げる。操作はシンプルで、老若男女誰にでも遊べそう。さらにソウルピースやアクセサリーの装備次第で、自分に合った戦いが楽しめる点は○。

レオナ海老原 — 動きが軽快で、コンボをつなげるのがおもしろい。仲間の攻撃を使えば、よどみなく攻撃できるのも気持ちいいですね。また、ソウルピースの発動スキルを捜すのが楽しく、つい夢中になってしまう。ただ、ガードや回避がないためか敵の攻撃を防ぎにくく、難度はけっこう高く感じた。

ウワーマン — シナリオのフォロー範囲が膨大なのは単純にうれしい。ソウルピースのカスタマイズは、自分なりの工夫が楽しめて○。いろいろ試したくなる。簡単操作なのは前作同様、取っつきやすくていいが、もう少し技の種類が欲しくなるのも確か。技の見た目だけでも、もっと変化があればなぁ。

ジゴロ☆芦田 — 簡単な操作で爽快に戦えるのがいい。必殺技の発動や仲間を呼び出すのも簡単でサクサク進める。前作よりキャラクターとストーリーがボリュームアップしているほか、ソウルピースなどをはめる“ピースボード”が成長するようになったのがうれしい。カスタマイズのやりがいが増している。 — 出典:[13]

脚注

注釈

  1. ^ ゲームサウンドはラクジンのサウンドチーム・RADIXが制作した[3][4]

出典

  1. ^ a b c d e デフォルメキャラが大暴れ! 『BLEACH~ソウル・カーニバル~』”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2008年10月22日). 2024年7月24日閲覧。
  2. ^ a b c 開発実績:ゲーム開発”. Racjin Official Website. ラクジン. 2024年7月24日閲覧。
  3. ^ 事業紹介:音楽制作プロデュース事業 [RADIX]”. Racjin Official Website. ラクジン. 2024年7月24日閲覧。
  4. ^ GAME PRODUCT”. Radix Home Page. ラクジン. 2024年7月24日閲覧。
  5. ^ BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜”. メディア芸術データベース. 2024年7月25日閲覧。
  6. ^ 滝沢修 (2008年8月22日). “SCEJ、PSP「勇者のくせになまいきだor2」など2タイトルのダウンロード版とパッケージ版を同時発売”. GAME Watch. インプレス. 2024年7月24日閲覧。
  7. ^ a b 池谷勇人 (2008年9月8日). “10月から、SCEがPSPタイトルの“ダウンロード販売”を始めますよ:日々是遊戯”. ねとらぼ. アイティメディア. 2024年7月24日閲覧。
  8. ^ BLEACH ソウル・カーニバル PSP the Best”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
  9. ^ BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜 PSP® the Best”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
  10. ^ a b BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
  11. ^ a b BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
  12. ^ ginger (2009年12月9日). “PlayStation Store最新情報。PCエンジンアーカイブスに「邪聖剣ネクロマンサー」が登場”. 4Gamer.net. Aetas. 2024年7月24日閲覧。
  13. ^ a b c BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜 (PSP)のレビュー・評価・感想”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage. 2024年7月24日閲覧。

外部リンク





固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」からBLEACH 〜ソウル・カーニバル〜を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からBLEACH 〜ソウル・カーニバル〜を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からBLEACH 〜ソウル・カーニバル〜 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜」の関連用語

BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのBLEACH 〜ソウル・カーニバル〜 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS